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公開日:2021/02/24
最終更新日:2021/03/23

Wハイフで効果的な尿失禁治療が可能に!代表的な腟ハイフ機器も紹介

投稿日:2021年2月24日 更新日:

Wハイフで効果的な尿失禁治療が可能に!代表的な腟ハイフ機器も紹介

尿失禁の治療には、下部尿路リハビリテーション、薬物治療、外科的治療に分類されますが、それぞれの治療法に長所や効果、リスクがあるため、治療を開始する際に患者さんに十分に説明する必要があります。

患者さんがどのような治療を受けたいか、その意向こそが最も尊重されるべきものではありますが、合併症などの心配が少なく、身体に及ぼす影響が少ない治療法が選択されるべきです。

そこで検討すべきなのがハイフの導入です。尿失禁の種類や程度により治療法はさまざまですが、身体にメスを入れることなく尿失禁の治療を行うことができるので、手術に抵抗がある患者さんにおすすめしたい治療法です。

近年ハイフはエステなどでも導入されることが多い機器ですが、エステで使用されているハイフについては美容用のものが多いうえ、メーカーが推奨する弱いパワーで照射されていることが多く、実際のところあまり効果がありません。

そのため、尿失禁に対して効果を発揮するなら膣専用に作られたハイフの導入を検討すべきなのです。

そこで本記事では、腟ハイフの導入をお考えの方のために、ハイフを使用した効果的な治療方法であるWハイフについて、代表的な膣ハイフ機器をご紹介します。

Wハイフとは

ハイフはもともと前立腺などのがんに対し、メスを使用せずに治す治療法として使用されてきました。

その技術が美容形成外科領域でも使用され、顔面のリフトアップや脂肪組織の破壊による痩身、腟縮小などに応用されていますが、腟縮小を目的としていた患者さんの尿失禁の症状が改善したことから、尿失禁の治療にも有効であることがわかってきました。

ここでは、Wハイフという治療法について詳しくご紹介します。

経腟的ハイフと経肛門的ハイフをダブルで行う治療法

Wハイフとは、経腟的ハイフによる尿失禁治療と経肛門的ハイフによる便失禁治療を組み合わせた治療法で、300以上の症例から確率されたものです。

産後の腟縮小を目的として行ったハイフにおいて、尿失禁が改善されたという症例をもとに、出産経験のある患者さんや子宮摘出の既往のある高齢の患者さんで尿失禁にお悩みの方に対しハイフの施術を行ったところ、大多数の患者さんに治癒、または症状の改善が見られ、尿失禁スコアでも明らかに改善が見られました。

また、糖尿病や産後、出産時の会陰切開や会陰裂傷などのさまざまな原因により便失禁の症状にお悩みの患者さんに経肛門的ハイフを行ったところ、尿失禁治療と同様に症状、便失禁スコアが改善されました。

通常の経腟的ハイフのみで行う尿失禁治療は、腟縮小は可能ですが骨盤底筋群のごく一部である球海綿体筋などの筋力しかアップできません。

しかし経肛門的ハイフは、外肛門括約筋に直接刺激を与えることで直腸肛門、腟、尿道の引き締めに効果が期待できるため、便失禁治療、尿失禁治療に対して経腟的ハイフ以上に効果を期待できる治療法であると考えられます。

この2つの施術をダブルで行うことにより、従来の経腟的ハイフのみの尿失禁治療よりもより効果の高い治療が可能になるのです

術後の骨盤底筋体操で効果を高める

Wハイフの施術後は、骨盤底筋体操を行うことでその効果をより一層高めることができます。ただ骨盤底筋体操に関してはエビデンスが少なく、患者さんも効果を実感しにくいため、骨盤底筋群の部位と場所を把握してから患者さんに指南する必要があります

基本の骨盤底筋体操

1.仰向けに横になり両足を肩幅程度に開いて両膝を軽く立てる

2.尿道、肛門、腟をきゅっと締めたり緩めたりを2~3回繰り返す

3.ゆっくりとぎゅーっと締め3秒間静止しゆっくりと緩めるを2~3回繰り返す

4.締める時間を少しずつ伸ばしていく

尿失禁予防を目的として考案された骨盤底筋体操ですが、骨盤内臓器脱などの予防や性的満足度も改善したとの報告もあるため、患者さんにも積極的に推奨するべきです。

代表的な腟ハイフ機器

生体を傷つけずに腟縮小や尿失禁の治療を行うことができる非侵襲の腟ハイフですが、具体的にはどのような種類の機器があるのでしょうか?

今回はその代表的なものを2つご紹介します。

yoni HIFU

yoni HIFUは最新の高密度焦点式超音波を使用し、従来のマシンの問題点を改善、更なる即効性と効果の持続性を追求した全自動照射のハイフ機器です。東京美容医療クリニックの院長である高尚威先生とメーカーが機器を共同開発して作られました。

yoni HIFUは、従来の超音波を使用したマシンとは以下の点が違います。

  • ボタンひとつで360°を全自動照射
  • 照射時間が短縮
  • 照射ラインを増やし点ではなく面で照射
  • 一回の施術で感じる効果が格段にアップ

患者さんに確実な効果を実感して欲しいという強い想いから独自で開発された腟ハイフがyoni HIFUなのです。尿失禁に関しては追跡可能な137症例中133症例、実に97%もの患者さんについて症状が改善したとの実績があります。

yoni HIFUは4度ずつ全自動で360度照射が可能です。そのため看護師が照射するクリニックがほとんどです。

本体を購入するとカートリッジは3mmと4.5mmが付属。1カートリッジは10,000発照射可能で照射角度は1度から設定可能となっています。

さらに、エンジニアが東京に駐在しているため、不具合があった際には迅速にお直し可能で修理料金、メンテナンス料金ともに無料です。

腟ペディアへの掲載も1年間無料で行っているため、納品後は圧倒的な集患が可能なのもポイントです。

高品質で低価格なyoni HIFUの本体価格については、お問い合わせください。

Ultra Vera(ウルトラヴェラ)

ウルトラヴェラは婦人科業界で初のハイフを使用した腟縮小器です。メスを使用せずに腟の中にハンドピースを挿入し、皮膚の深部へとハイフエネルギーを照射。これにより腟内のコラーゲンが活性化され、腟縮小と腟壁の弾力性アップ、うるおいを取り戻す効果が見込まれます。

エネルギーが腟周辺の筋層の深部にまで到達するため、副次的効果として尿失禁にも効果が期待できます

ウルトラヴェラの特徴

  • 麻酔不要
  • 出血なし
  • ダウンタイムがない
  • 施術時間が短い
  • 体の表面からでなく内部から効率的に照射対象に働きかける

超音波エネルギーを患部にピンポイントで照射し、65度~70度の熱凝固点を多数作るハイフシステムを用いて伸びてしまったコラーゲン繊維を収縮、さらに新しいコラーゲン繊維を生成することでゆるんでしまった腟を引き締め、筋層にまで作用します。

4.5mm、3.0mm、1.5mmの3層を同時に照射するウルトラヴェラは、安全性を確認する試験を繰り返し行い、韓国MFDSによる承認を受けた医療機器(承認番号11-046)で、日本国内では同一の性能をもっている承認機器は製造されていません。

患者さんの腟内部の厚みに合わせて3種類のカートリッジから適したものに変えて施術を行います。施術範囲は、腟の最深部から腟開口部まで尿道の周辺も含めた360度全周に照射が可能です。

まとめ

ハイフを使用した効果的な治療方法であるWハイフについて、代表的な膣ハイフ機器をご紹介しました。

ハイフによる尿失禁治療は、経腟的ハイフと経肛門的ハイフをダブルで行うWハイフによってより効果が発揮されることがお分かりいただけたでしょうか。

腟の収縮に関しては明らかに経肛門的ハイフの方が効果が期待できるので、経腟ハイフとのW使いでの尿失禁治療をおすすめします。

腟ハイフの導入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。