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公開日:2024/07/01
最終更新日:2024/07/01

泌尿器科クリニックに通院する女性における自己申告による腟弛緩症-有病率、影響、関連症状

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泌尿器科クリニックに通院する女性における自己申告による腟弛緩症-有病率、影響、関連症状
泌尿器科クリニックに通院する女性における自己申告による腟弛緩症-有病率、影響、関連症状(原題:Self-Reported Vaginal Laxity—Prevalence, Impact, and Associated Symptoms in Women Attending a Urogynecology Clinic)
パトリック・キャンベル(MB)、マイケル・クリッチマン(MD)、トーマス・グレイ(MB)、ホリー・ヴィッカーズ(MB)、ジョン・マネー=テイラー、ウェイグァン・リー、スティーブン・ラドリー(MD)
The Journal of Sexual Medicine(性医学ジャーナル)、第15巻、第11号、2018年11月、https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/15/11/1515/6980314?redirectedFrom=fulltext
発行日2018年10月13日

はじめに

腟弛緩症は重要な疾患として認識されつつあるが、その有病率や関連症状についてはほとんど知られていない。

目的

泌尿器科クリニックに通院する女性における自己申告による腟弛緩症の有病率を報告し、骨盤底症状および女性の性機能障害との関連を調査すること。

方法

電子個人評価質問票-骨盤底(ePAQ-PF)に記入した女性2,621人のデータを分析した。
主要評価項目
ePAQ-PF質問票の回答データ。

結果

腟弛緩は38%の女性が自己申告し、分娩数、脱肛の症状、ストレス性尿失禁、過活動膀胱、性交時の腟感覚の低下、および一般的な性生活の悪化と有意に関連していた(P< 0.0005)。

臨床的意義

臨床医は、腟弛緩が蔓延しており、関連する性機能への影響および影響があることを認識すべきである。

長所と限界

この研究の主な長所は、検証された質問票を用いて大規模な女性コホートから前向きに収集されたデータを分析したことである。主な限界は、骨盤臓器脱を測定する客観的データがないことである。

結論

腟弛緩は、女性の性の健康と生活の質に大きく影響する、非常に蔓延している状態である。
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