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公開日:2023/05/25
最終更新日:2023/05/25

フェムフローについて

記事監修

丹羽咲江
名古屋市立大学医学部
日本産科婦人科学会産婦人科専門医,日本性科学会 幹事,日本性科学会認定セックスセラピスト

投稿日:

フェムフローについて

今日はフェムゾーン治療のフェムフローについてお話をします。

フェムフローって何?

この治療は日本で導入している医療機関が当院だけになりますので、よくわからないというのが普通かと思います。
フェムフローは、2018年にヨーロッパの医師たちのチームによって考案された新しいフェムゾーン治療で、ヨーロッパではケアレスフローとも呼ばれています。
仕組みとしては、腟や外陰部へ高濃度酸素分子と硬いヒアルロン酸と柔らかいヒアルロン酸が含まれた混合ヒアルロン酸を浸透させることによって、毛細血管を活性化し、細胞のターンオーバーを正常化させ、その結果デリケートゾーンのハリや柔らかさを改善させ、腟壁の厚みや潤いを取り戻すというものです。
性交痛やデリケートゾーンの乾燥や灼熱感、尿漏れや腟のゆるみ感、繰り返すカンジダ腟炎といった症状の改善が期待でき、男女ともに性感が回復します。

フェムフローはどうやって治療効果をおよぼすのでしょうか?

まずは高濃度酸素の効果からお話をします。
フェムフローに含まれている酸素は、純度が高い高濃度酸素となっています。高濃度酸素には、新生血管やコラーゲンを作る働きや、炎症を取り除く作用があるといわれています。
その結果、デリケートゾーンの痛みや腫れを取り除き、早い回復を促します。
また、代謝機能を活性化させて血流を改善させて、肌の生まれ変わりを促進するので、美肌効果が得られます。
続いてヒアルロン酸の効果についてです。ヒアルロン酸はもともと人の体の中にあるムコ多糖類で、保水力に優れた成分で、たくさんの水を貯える能力があります。その保水力はヒアルロン酸1gで6Lといわれていて、ヒアルロン酸自体の重量の約6000倍もの水分を吸収します。ヒアルロン酸をデリケートゾーン噴霧することで、腟壁をふっくらと柔らかくし、乾燥感や性交痛を改善したり、尿漏れやゆるみ感を改善します。また、まったりとまつわりつくような腟を作り男女ともに性感を高めることができます。
また、フェムフローに使用されているヒアルロン酸はデリケートゾーン用の固いヒアルロン酸と柔らかいヒアルロン酸から作られていて国際特許を取得しています。
高濃度酸素と混合ヒアルロン酸の2つの効果でこのような効果が得ることができます。
フェムフローで得られる効果
フェムフローで得られる効果
 

実際の施術はどのようなものでしょうか

外陰部には噴射機、腟内には専用の挿入器具を用いて治療を行っていきます。
挿入する器具はモナリザタッチやハイフに比べ、細く、痛みも伴わないため、麻酔なしで治療が行えます。また、デリケートゾーンに噴射する際にも痛みは生じません。時間にしては15~30分ほどで終わり、ダウンタイムもありませんので、安心して施術を受けて下さればと思います。

効果はどのくらい持つのですか?

メインテナンスは必要になってきます。持続効果期間は、人によって違ってきますがおおよそ半年から1年です。ですから効果が弱くなってきたな、また症状が出ているなと感じたら再度施術を受けることをお勧めします。

デリケートゾーンへのレーザー治療と効果が似ていると思うのですが、その違いは?

確かに性交痛や尿漏れ、ゆるみの改善やデリケートゾーンの乾燥やかゆみ、痛みの改善といった効果は、モナリザタッチやインティマレーザーとよく似ていると思います。違うところは、フェムフローでは腟内に入れるカニューレがとても細く圧迫感がないこと、施術時の痛みがまったくないこと、ですから事前に麻酔のクリームを使ったりする必要もありません。そのほかにはダウンタイムがないこと、施術後の性交や入浴、運動の制限がないこと、次回治療への期間が1週間と短いことが違います。フェムフローは1~2週間ごとに合計4~5回施術を受けることをお勧めしていますが、効果は3回目ぐらいから出る方が多い印象があります。一方でモナリザタッチやインティマレーザーは施術に痛みも感じやすいですがフェムフローと比べて即効性があるのが違います。
私が特にお勧めするメニューがあります。
最近私が行っている治療でモナフローという施術の方法があります。
炭酸ガスレーザー治療であるモナリザタッチを行い、続いてフェムフローを行う施術です。
レーザー照射で刺激を受けやすくなった皮膚や粘膜にヒアルロン酸や高濃度酸素を噴霧することで、効果を最大限に期待する治療です。性交痛などの症状がとても重症のかた、とにかく速やかに、そして性感の改善も含めた最善の効果を得たい方、遠方で頻繁に通院することができない方に特におすすめです。
Dr咲江のおすすめメニュー

フェムフローと腟ヒアルロン酸注射はどこが違うの?

いわゆる名器形成といわれる腟にヒアルロン酸を注射する施術との違いについてです。
フェムフローの方がヒアルロン酸以外にも高濃度酸素が入っているので、慢性的な腟炎の改善なども期待できることが違っています。
また、注射だと腟の一部だけにヒアルロン酸を注入することになるのですが、フェムフローはヒアルロン酸を腟の全体に噴霧するので、腟全体がふっくらする点が違います。
 

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