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公開日:2024/05/24
最終更新日:2024/05/24

骨盤放射線療法を受けるがんサバイバーのための腟の健康

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骨盤放射線療法を受けるがんサバイバーのための腟の健康
骨盤放射線療法を受けるがんサバイバーのための腟の健康 (原題:067 Vaginal Health for Cancer Survivors Undergoing Pelvic Radiation Therapy)
D. グッドウィン、M.クリシュマン、M.ジュラヴィッチ、T.ローウェン
The Journal of Sexual Medicine, 第16巻, Issue Supplement_3, 2019年6月, ページ S24-S25, https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2019.03.509
発行:2019年06月01日

はじめに

多くの女性は性的に活発であり、放射線治療後もそうでありたいと望んでいる。しかし、骨盤内照射の結果、しばしば瘢痕が生じ、疼痛、出血、腟への挿入に耐えられなくなる。放射線療法後の女性に腟拡張器を使用することを支持するデータはあるが、最適な腟の健康のために、拡張器の種類、使用頻度、適切なフォローアップを示唆する指針はほとんどない。

目的

本研究の目的は、子宮頸がん、子宮内膜がん、肛門がん、直腸がんで骨盤内放射線療法を受けている患者において、骨盤底理学療法および腟拡張の重要性に取り組む体系的な方法を構築することである。

方法

大規模な学術施設の腫瘍クリニックで骨盤放射線治療を受けている患者を募集した。患者は放射線療法開始後4~6週間以内に婦人科医に紹介され、無料で最新の高品質の拡張器が提供され、ベースラインの腟の健康状態、拡張器の使用状況、性的習慣を確認するための初期調査が行われる。初診時、放射線療法終了後4~6週間後、放射線療法終了後12ヵ月間は3ヵ月ごとに骨盤内診察を行う。腟の長さ、口径、拡張器の直径を測定し、系統的なスクリーニング機構を用いた検査で痛みも測定する。
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