子宮筋腫に続発する異常性器出血に対する高密度焦点式超音波治療

子宮筋腫に続発する異常性器出血に対する高密度焦点式超音波治療（原題：High-intensity focused ultrasound treatment of abnormal vaginal bleeding secondary to uterine myoma）
Jung Hyun Lim 1、Dong Jin Chung、Young Tec Lim、Sae Hyun Cho、Jae Mun Lee、Seong-Tae Hahn
所属機関
PMID: 21357563 DOI: 10.7863/jum.2011.30.3.397
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21357563/

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要約

子宮筋腫に続発する急性腟出血の治療に高密度焦点式超音波を使用した2人の若い女性患者について報告する。 両患者とも、重度の月経困難症を伴う異常な腟出血のエピソードがあり、薬物療法では効果的にコントロールできなかった。 高密度焦点式超音波によるアブレーション後、両患者とも腟出血のコントロールと症状の緩和が達成され、介入後の合併症は認められなかった。患者は2か月の経過観察期間中も症状がなく、高密度焦点式超音波療法後には正常な月経が再開した。高密度焦点式超音波療法は、機能性不正出血に対する侵襲性の最も低い治療法のひとつであり、子宮筋腫に起因する異常性器出血を伴う生殖年齢の女性にとって、他の治療法に代わる効果的かつ安全な選択肢となり得る。

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