巨乳に関する噂や都市伝説はさまざまなものがあるかと思われます。
そこで今回はみなさんが疑問に思う巨乳に関する噂や都市伝説が本当なのかどうかをQ&A方式で答えていきたいと思います。
そこで今回はみなさんが疑問に思う巨乳に関する噂や都市伝説が本当なのかどうかをQ&A方式で答えていきたいと思います。
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Q:巨乳の女性は性欲が強い?
A:性欲を増進させるエストロゲンは乳腺を発達させます。
性欲を増進させるエストロゲンには乳房を発達させる働きがあるため、胸が大きい人ほど性欲が強い傾向があります。とはいえ例外の女性もいらっしゃいます。胸が大きい女性は全員性欲が強いという認識は誤りです。
Q:「巨乳は感度が悪い」は本当?
A:そもそも胸はほとんどが脂肪の塊で、明確な性感帯ではありません。
胸を揉んだり舐めたりして興奮している男性を見て女性も興奮し、気持ちが良い感覚に浸っているだけです。そのため、巨乳・貧乳にかかわらず胸の大きさは感度に関係ないといえます。
しかし、胸の感度と冷えは関係あると言えます。急激に脂肪がつき大きくなることで、血流が悪くなることで体が冷えて神経の働きも悪くなります。そのため、感度も鈍ると言われています。しかし、巨乳の場合は急激なものではなく、ゆっくり時間をかけて成長するもののため、巨乳だから感度が悪いとは限りません。感度が悪いことと冷え性には関連があると思われます。
Q:女性の胸を愛撫しても無意味なのか?
A:乳房は脂肪の塊ですが、乳頭つまり乳首は性感帯です。
乳頭には感覚神経がたくさん通っており、皮膚の刺激によって筋肉を収縮させる平滑筋があります。そのため、乳房から十分にもみほぐし、次第に乳頭へ刺激を加えることで、興奮度も感覚も高まります。それから胸自体は脂肪の塊で冷えやすいため、揉むことで血流の流れを良くすることにもつながるので、無意味といったことはないかと思います。
しかし、生理前は、胸が過敏になっているため、愛撫すると痛みを感じる女性がいるので、注意が必要です。生理前になると女性ホルモンの分泌が増えてくるため、乳腺の体積が増え血管が拡張され浮腫状態になり胸に痛みを感じるようになります。
また、胸自体ではなく、周辺にある性感帯を刺激してみるのが良いかもしれません。
周辺にある性感帯は、たとえば、スペンス乳腺と言われているものがあります。まだ医学的根拠が乏しいので、医学的に認められた性感帯ではないですが、愛撫し続けることで、性感帯が開発される可能性もあります。
スペンス乳腺にあるとされている場所は、胸と脇の境界線あたりと言われています。脂肪がつきにくく神経が集まっているところであるとということと、周辺には筋肉が集まっているため、性感帯になる可能性はあると思われます。
Q:どんな女性が胸で感じやすい?
A:乳房自体は性感帯ではないですが、感じるかどうかには個人差があります。
あえて特徴を言えば、大好きな人に触られていることで精神的な興奮を得られるような感受性の高い女性や、もともと皮膚感覚が過敏な女性ではない冷え性ではない女性ではないでしょうか。Q:揉まれたら胸は大きくなる?
A:胸は12歳から20歳前後にかけて女性ホルモンが分泌されることにより大きくなります。
この時期の分泌量がバストサイズを左右します。そのため揉まれたかどうかは胸の大きさに関係しません。しかし、揉むことで血流やリンパの流れが良くなるので、それで大きくなるとは限りませんが、揉むことが全く意味がないといったことはありません。
Q:豊胸した胸は感じない?
A:豊胸手術を行っても感覚神経はなくならないため、性感帯としての乳頭の機能に影響はありません。
しかし胸に異物が入っているため、強めに揉まれると痛みを感じたり、不安に思う方はいらっしゃいます。その痛みや不安によって気持ち良さが削がれてしまうという状態は十分に考えられるでしょう。Q:豊胸した胸は光るって本当?
A:豊胸手術を行った胸は、多くの場合シリコンが入っているので、ライトを当てるとシリコン部分が光るといったことが少し前にネットで話題になったかと思いますが、そのことについて違うと東京美容外科の先生が見解を出しています。
そもそも光らせて中にシリコンがあるとわかるには、いくつかの条件が必要になってきます。光が漏れないように胸に光を押し付けて、そして人間の皮膚組織を通った上で、胸全体にシリコンがあるということが光でわかるようになります。
確かに、光る可能性も示唆はされていますが、光を押し付けるだけではなく、本来皮下脂肪が少なく乳腺の厚みも少ない人に光るといった限られた条件にのみであるため、日常生活の中ではよっぽどのことがない限り光るといったシチュエーションになることはないかと思われます。
豊胸手術をする人は美容目的の人だけではなく、乳がん等で乳房再建をしないといけない人もいるため、シリコンが胸に入っているからと言ってみんなが美容目的ではないことに注意をする必要があります。
Q:胸が非対称なのは異常?
A:胸の形や大きさ、柔らかさは人それぞれですが、遺伝的要因も関係しています。
分の女性が左右非対称であり、むしろそれが通常のことでありますので、何も病気とか変といったことはありません。そして、非対称の多くが左の方が大きいとのことです。今のところ有力とされているのは、胸が発達する思春期の女性ホルモンの変化だと考えられています。
Q:どうして巨乳がみんな好きなの?
A:そもそも胸が存在している目的は、赤ちゃんの栄養供給のためにあります。
乳輪の周りにあるモントゴメリー腺と言われる裸眼でも確認できないほどの小さな穴がたくさんあります。さらに、赤ちゃんを持つ女性の乳房は、赤ちゃんが母乳を飲んだ際に、抱擁ホルモンと一般的に言われているオキシトシンと母乳の生成に不可欠なプロラクチンを分泌する仕組みになっています。
これは赤ちゃんが母乳から栄養を得るための仕組みなのですが、大人になっても男性女性関係なく胸が気になるのは、胸の刺激から分泌されるオキシトシンが影響しているかもしれません。
ですが、巨乳が良いと思うのは、その時代の社会や文化による影響が大きいと思われます。中世ではむしろ小さくて左右のおっぱいが離れている方が人気だったとされています。
Q:胸が垂れてくるのは本当?
A:胸は脂肪なので、鍛える部位がないので、一度垂れたら元の形に戻すのはできません。
また、加齢によって形だけではなく、柔らかさにも変化し、年を経るごとに柔らかさが増していきます。ワコールが45年間人体計測を行った結果が2010年に出ましたが、巨乳・貧乳関係なく、若いころと同じ形を維持するのには、それぞれの自身の年に合った形のブラジャーを身に着けることが大事だということがわかっています。
海外の研究では、ブラジャーがかえって胸を支える筋肉を衰えさせるから着けるとダメになるといったことも言われてはいますが、人口標準モデルで出していない研究であるため、万人の女性に適用な研究結果ではなく、大事なのは自身に合ったものを身に着けるといったことではないでしょうか。
Q:乳がんは巨乳がなりやすい?
A:乳がんとは、胸の内部にある小葉細胞や乳管細胞が悪性化するものです。
そのことによって、乳管を伝わって周囲に広がり、そこから進行すると、リンパ管や血管に入り込み、肺や他の臓器などに転移していきます。がんは分裂回数の多い細胞ほど突然変異の可能性が高くなるのですが、乳房はホルモンなどの影響で頻繁に細胞分裂が行われる器官であるため、病気になりやすい部位でもあります。遺伝との関連についてですが、遺伝的要因は約1割と言われています。
つまり、乳腺がある人であれば、乳がんが発症する可能性があります。胸の大きさは、乳腺によるものではないので、巨乳=乳がんになりやすいといった認識は間違いです。