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公開日:2020/08/30
最終更新日:2020/09/09

性病検査キットと病院の性病検査の違いは?

投稿日:2020年8月30日 更新日:

GET AN STD TEST!性感染症検査を受けろ!

性病検査キットで塗抹検査を行う代表的な疾患はトリコモナスとカンジダです。

塗抹検査 「塗抹検査」とは、患者さんから採取した検査材料(喀出痰など)中に存在する細菌を染色液で染色し、顕微鏡で拡大(多くの場合は1000倍)して観察する検査です。感染症免疫検査部門 <感染微生物検査室>より

Contents

トリコモナス

腟分泌物を採取し、スライドグラスに塗抹し(擦りつけて)顕微鏡で拡大してトリコモナスが存在するか確認する検査です。

つまり、直接、顕微鏡でトリコモナス原虫の存在を確認します。

トリコモナス治療のtwitterの口コミをまとめてみました。

カンジダ

腟分泌物を採取し、スライドグラスに塗抹し(擦りつけて)顕微鏡で拡大して調べる検査です。染色標本鏡検法ともいいます。

性病検査キットではギムザ染色で塗抹検査を行われています。

いわゆる女性のおりものを採取して、スライドグラスに擦りつけて顕微鏡で検査を実施します。

*ちなみにクリニックで行う塗抹検査では、梅毒トレポネーマの検出方法として、病巣部の分泌物をスライドガラスに塗抹して暗視野顕微鏡で観察する方法があり、感染していれば、らせん型をして運動する梅毒トレポネーマが見られます 。医師が診断する確実な方法です。

カンジダ治療のtwitterの口コミをまとめてみました。

コンドーム(AIDS,HIV,STOP,ribbon)

性病検査キットでのクラミジア検査(TaqManPCR法)はクリニックの性病検査でも使用するのか?

TaqManPCR法はクラミジア、淋菌検査で実施されます。

TaqManPCR法(結核菌群核酸増幅同定)とは

病原菌のDNAを増幅して調べる「核酸増幅法」の一種で、感度が非常に高く、わずか数個のクラミジアも逃しません。

またコバス4800を使用して実施される検査ですが、実際はこれほどの機器の導入を医療機関で行い医療機関内での検査を実施することは困難です。

検査センターのように多くの検体があり専門臨床検査技師による検査が必要なため通常の市中での医療機関で直接この検査が行われることはほとんどないでしょう。

もちろん検体を採集して検査センターへ配送し、検査センターでは実施されますのでリアルタイムではありませんがクリニックでも期間はかかりますが検査は受けることが可能です。

TaqManPCR法は、検査センターで実施される精度の高い検査でmほぼ全ての医療機関が外注で検査を委託しています。

医療機関→ファルコバイオシステムズ→株式会社LSIメディエンス

という検体の流れで、検査が株式会社LSIメディエンスで実施され、その結果がファルコバイオシステムズを通して医療機関へ通知されます。

対象の性感染症

クラミジアの検出有無の検査。

すぐ検査可能?

可能です。

検査対象物

・ペニスへの感染:初尿

・腟への感染:腟分泌液

・喉への感染:うがい液

検査結果の見方

・陽性(+):クラミジアが検出されたため、医療機関を受診してください。

・陰性(ー):クラミジアが検出されませんでした。

クラミジア治療のtwitterの口コミをまとめてみました。

セクシャルヘルス(SEXUAL HEALTH)

クリニックの性病検査とは

クリニックで行う性病検査は、問診から始まり視診、触診と性病を疑いあらゆる他の疾患の可能性を想定して専門医が確実な診断を導きます。

性病にはいろいろな種類がありますが、特に感染の可能性が低いカンジダなど、診察と症状である程度疾患名を診断し、すぐに治療ができる疾患もあります。

クリニックの性病検査では医師が診察を必ず行うため 症状が無く健康診断として受けられますトータル性病検査以外はある程度の可能性を考えて検査を行うため無駄が少ないということです。

クリニックで一般的に以下の性病検査が主に実施されています。(視診も含む)

クリニックで行う検査といいましても直接、採取した検体をリアルタイムで診断する医療機関は多くありません。

医療機関内での顕微鏡検査は、時間的な手間がかかるのと設備が必要、人手が必要になってくるからです。過去には、どの医療機関にも顕微鏡が設置され膿や分泌物から菌体を特定して診断を下すことも行われてきました。

医療機関での検査結果は比較的、検査結果が性病検査キットの結果と比較して早く出ますが、リアルタイムでの検査結果が得られることが難しく、通院しなければ個人情報保護の関係上すぐに自分の受けた検査結果が受け取れないことが欠点です。

もちろん、専門医は問診、視診を通して患者様の症状から疾患名を推定し 必要であれば即日から抗生剤投与をスタートしたり、カンジダ症を疑えば抗真菌剤の外用薬を処方したりできます。

耐性菌などの問題もあり症状が無い場合は、多くのケースでは診断が確定してからの治療となります。

また、性感染症は複合感染が多く例えばクラミジアと淋菌が同時に感染していた場合は両方に有効な薬剤を使用する必要があります。特に近年、淋菌は抗生剤に耐性菌が増加し、内服薬だけでの治癒が難しくなってきています。

特効薬とも言えますロセフィンの点滴が強い症状が初診時に出ているようなケースでは必要な場合もあります。淋菌だけを疑い、クラミジアの感染を見逃すということは絶対に避けなければならず必ず両方の感染を疑った検査を実施します。

咽頭でのクラミジアや淋菌の感染の場合、マウスピースが原因となって、治療しても汚染されたマウスピースを毎日使用して完治しないケースもあり、性交渉のパートナー特定やピンポン感染防止以外に日常生活の詳細な問診など感染源の根絶指導も必要です。

性病検査のtwitterの口コミをまとめてみました。

クラミジア (尿道)

1) クラミジア抗原の検出

現在感染しているかどうかがわかります。確実なクラミジアの存在が証明されるため、陽性の場合は必ず治療が必要となります。

(a)即日検査(1時間後に結果報告)

【男性】 採尿による検査

*クラミジア即日検査の為の機器が必要で限られた医療機関でしか受けることができません。クラミジアの即日検査は精度が落ちる為、数日後に結果が出るPCR検査等の検査をお勧めいたします。

【女性】 子宮口擦過液による検査

(b)PCR法(数日後に結果報告)【男性】 採尿による検査

【女性】 採尿、膣分泌物による検査

2) 血中クラミジア抗体(IgA、IgG)の検出

抗体検査(数日後に結果報告)
【男性・女性】 採血による検査

クラミジア治療のtwitterの口コミをまとめてみました。

咽頭クラミジア

患部を擦過し検体を採取してPCR検査

淋病(淋菌)

男性の場合,尿道炎では自覚症状を伴うことがほとんどですが,女性の場合,子宮頸管炎では自覚症状が比較的軽く,無症候性に経過することが多いため,潜在的な感染源になることが問題です。

病状の進展により,子宮内膜炎,卵管炎,腹膜炎などを発症することもあります。淋菌の検出には膿または分泌物を用いたグラム染色による顕微鏡検査や培養法が主に用いられていますが、顕微鏡検査は他の雑菌の存在により淋菌の確認が難しく、培養法では検体中の菌の死滅や雑菌の混入,操作の繁雑さ等の問題があり一般的ではありません。

PCR法は、遺伝子増幅法による検出法であり,検体中に存在する微量な淋菌の検出、また、検体に尿を使用できるため簡便で非侵襲的なスクリーニング検査が可能です。感度,特異性に優れ1本の検体よりクラミジアとの同時検出も可能であり混合感染の診断にも有用です。

即日検査に比較して時間がかかりますが精度に優れ診断結果が信頼できるものです。

淋病感染のtwitterの口コミをまとめてみました。

咽頭淋病(淋菌)

患部を擦過し検体を採取してPCR検査

HIV・エイズ

HIV即日検査

HIV抗体迅速診断キットを用いて検査(HIV抗体迅速検査)を行い、検査当日に結果を伝える検査法です。

検査は15分程度で結果が出ますので、通常の抗体検査法(検査結果が判明するのに数日必要)と異なり、気になる結果をすぐに確認できます。

即日検査の精度は通常の抗体検査法とほぼ同じですが、あくまでスクリーニング検査法としての扱いになります。
迅速検査で陰性の場合には、結果は陰性として確定しますが、迅速検査で陽性の場合には、異なる方法を用いた確定検査が必要となります。通常感染を強く疑わなければ抗体検査をお勧めします。

一般的に感染のリスクのある行為から3ヶ月以上経過後に抗体検査をおすすめしております。

感染機会から2週間以上・2ヶ月未満の場合はNAT検査の受診を検討してください。

HIV(NAT)検査

HIV(NAT)検査とは核酸増幅検査のことで、HIVの場合にはHIVの遺伝子を増幅してHIVの検出をおこないます。

つまり、抗体が作られる前から増えている血中のHIVを調べます。
感染してから検査で陽性と分かるようになるまでの期間を潜伏期間と言いますが、NAT検査では抗体検査に比べこの潜伏期間を2週間ほど短縮できます。

従って、感染初期に関しましては、NAT検査が特に有効です。つまり、感染機会から2-3週間しか経過しておらず抗体検査では感染を検出することができないような場合でも、NAT検査では感染を検出することが出来るのです。

ただし、HIV感染では、通常、感染1ヶ月後には抗体が検出され、その後は高い抗体価が持続しますから、通常のHIV検査法としては、抗体検査が最も一般的で信頼性も高い方法と言えます。

抗体検査(イムノクラマトグラフィー法)

検査結果の精度を増すため 通常、感染機会から3か月後以降の検査をお勧めします。

*多くの医療機関では抗体検査を実施しています。

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ヘルペス

抗原検査と抗体検査があります。

抗原検査

患部に水疱ができている場合に行い、水疱から直接、浸出液を採取して行いますが、症状や過去の既往などで診断できることがほとんどで抗原検査を実施することは多くありません。

抗体検査

ヘルペスウイルスだけでなく、水疱瘡や帯状疱疹といった、ヘルペス類似の抗体まで検査対象になってしまいます。

結果が陽性でも、口唇・性器ヘルペスの区別がつかず、過去に水疱瘡や帯状疱疹等に感染していた場合でも陽性と診断される可能性があります。抗体価も発症期間より変動が大きく確定診断とはなりません。

このため ヘルペスの診断は検査よりもむしろ臨床症状から診断されることが多く 検査結果を待って治療を行うと治療が遅れがちになり有効な投薬の機会を逸することになりかねません。

検査よりも診察・診断が重要で早期に治療をスタートが必要な疾患の一つです。医療機関でもヘルペス検査の重要性が低いため性病検査キットでのヘルペス検査の必要性は低いと考えられます。

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CANDIDA(カンジダ)

カンジダ

塗抹検査

顕微鏡で直接診断可能。迅速に結果がわかる。

培養検査

培養に時間がかかるがカンジダの種類が判定できる。

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HPV(高リスク・低リスク)・尖圭コンジローマ

HPV ハイリスクHPV一括検査(インベーダー法)

  • 対象がハイリスクHPV のみ
  • 16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,67,68 型のハイリスク型HPV14種類を検出
  • 型別判定は不可(結果は陽性か陰性)
  • 偽陰性、疑陽性が少ない検査です※1
  • 検査結果は約1週間程度
  • コストがやや安い

HPVタイピング検査(ジェノタイピング)

  • 対象はハイリスクのみ
  • 16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68型のハイリスク型HPV13種類を検出同定
  • タイプ判定が可能
  • 検査結果は2 週間程度
  • コストが高い

細胞診

ただし、感染していたとしても、必ず症状を発症するわけではありません。
また、発症したとしても、視診で症状が確認できるまでに3週間-8ヶ月を要するので、感染機会を特定するのは難しくなります。

ヒトパピローマウィルス(HPV)の 存在しない子宮には、子宮頸がんは起こらないとも考えられています。

細胞診とHPV検査を併用することで、病変の発見率がほぼ100%になり、将来子宮頸がんになるリスクがわかります。

HPVは多種類存在しますが、その中で子宮頸がんを惹き起こすのは、僅か数タイプです。しかも、その数種類の危険なHPVに感染しても、大半の方は子宮頸がん発症には至りません。

ごく少数の方が、先ず「異形成」という前がん状態になります。異形成には、軽度、中等度、高度の3段階がありますが、この段階で発見し処置すれば、子宮頸がんには至らず、簡単に治療が可能です。

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとはHPV(ヒトパピローマウイルス)6型・11型が原因となるウイルスによる性感染症です。

性的接触などで皮膚や粘膜の小さな傷から侵入して細胞に感染します。その後、感染患部に乳頭状腫瘍が症状として現れます。特に男性の場合は亀頭や包皮部分、亀頭環、尿道内に出現することが多く、女性は小陰唇を中心とした腟口付近、膣内、肛門にも出現します。

多発性の尖圭コンジローマは糖尿病など局所免疫機能が低下している疾患を基礎疾患として罹患されている患者様に多く見られ治療も難治です。

専門医が視診を行えばまず診断が確定し 組織を採取して病理検査などは通常実施されるケースはほとんどありません。

典型的な形状を認めます。

コンジローマ治療のtwitterの口コミをまとめてみました。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

  • 男性は尿検査。
  • 女性は子宮頚部の粘膜を擦って採取。
  • PCR法による検査。

*尿道(腟)炎の原因菌として代表的なものは淋菌・クラミジアの二つです。

淋菌は尿道炎全体の40%程度です。それ以外の尿道炎は非淋菌性尿道炎と呼ばれます。このうち、50%がクラミジア(全体の30%)ですが、残りはマイコプラズマ・ウレアプラズマなどが関与していることが分かっています。症状は、クラミジアに似て感染していても全く症状が出ない方もいます。

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トリコモナス

  • 綿棒で尿・腟分泌物を採取し、顕微鏡や培養検査を実施。
  • 診断として、腟内の発赤、泡状の悪臭の強い黄緑色の帯下(おりもの)が重要ですが全ての患者様に認められる症状ではありません。

男性:尿の採取

男性の場合は検査精度が安定しないため、パートナーの感染が認められた時や診察、問診上、感染の可能性がある場合は、治療を優先して行います。

女性:腟分泌物(綿棒での拭い)の採取

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B型肝炎

B型肝炎

B型肝炎ウイルスの有無は血液検査で調べます。

まず、HBs抗原を測定し、これが陽性の場合には、体内にB型肝炎ウイルスが存在すると考えられます。次いでHBe抗原と抗体を測定しますが、HBe抗原が陽性の場合はウイルス量が多く、HBe抗体が陽性の場合はウイルス量が少ないのが一般的です。しかし、血液中のウイルス量は、ウイルスの遺伝子であるHBV-DNAの量を測定することで正確にわかります。

C型肝炎

C型肝炎と診断するためには2つのステップがあります。

 ステップ1

C型肝炎ウイルス(HCV)の感染によってできた抗体が血液中にあるかを調べます。 陽性(抗体がある)の場合は過去に感染していたか、現在、C型肝炎ウイルスに感染していることを示します。

ステップ2

「ステップ1」で感染経験が認められた人に対して行う検査。

現在、C型肝炎ウイルスが血液中にいるかを調べます。C型肝炎ウイルスの遺伝子を調べ、現在、C型肝炎ウイルスに感染しているか判断します。

C型肝炎ウイルスに感染している可能性がある場合は、専門医療機関で肝炎の進行状況や治療方針を決める検査を行います。 

性病の種類と検査方法のまとめ

①尿検査:クラミジア、淋病、マイコプラズマ・ウレアプラズマ

②血液検査:梅毒、HIV、ヘルペス、B型肝炎、C型肝炎 など

③分泌物検査:トリコモナスなど

④細胞・組織検査:尖圭コンジローマ、HPV

に分かれます。

直接、菌体やウイルスを検出できない場合は、抗体の測定を行います。

梅毒のSTS検査のように定量検査ができるものもあり治癒の判定に有用な検査もあります。検体採取が医療機関では正確に行えるため偽陰性の可能性は性病検査キットを使用して自ら実施する検査よりもはるかに低く信頼度が高いと言えます。

検査時には必ずウインドウピリオド(潜伏期間)を考慮する必要があります。

感染の可能性から3か月経過を待たなくても検査が受けられるというメリットがあるHIV1-RNA定量検査(リアルタイムPCR法)ですら感染機会から10日間から2週間の期間を開けてからの検査が必要です。

性病検査キットと医療機関での性病検査との違いとは

今は医療機関の監修する性病検査キットなどもあり、医療機関で受ける検査方法と変わらない方法で検査ができることもあり検査結果の精度に関しては性病検査キットで検査した場合と医療機関で受けた場合ではほとんど差がないといってもいいでしょう。

しかし、専門医が総合的に診断するクリニックの性病検査は ただ単に検査だけを行うだけでないため、潜伏期や疑陰性、疑陽性の可能性も少なく患者様にとって多くの正確な情報や診断結果が得られます。

性病検査キットを使用した場合、検体を採取したあとに指定の宛先に郵送します。検体が到着後、

性病検査キットを販売メーカーは以下のどちらかのいずれかで検査を実施します。

1.登録衛生検査所に委託

2.自社の検査所で検査

タイムラグが少ない『2.自社の検査所で検査』している性病検査キットは外注費が抑えられ性病検査としては有利です。精度に関しては、ほとんど差はありません。

性病検査キットのメリットは匿名で手軽に受けられること、医療機関での検査と比較して安いです

だけです。ただ、性病検査キットはあくまでも検体採取した情報のみの検査であり医師の診断とは異なります。

初診時に完全な診断がつかなくても医師は問診、視診などから性感染症の可能性を診断します。

性病検査キットの正確性は当然潜伏期、偽陰性や疑陽性の可能性を排除できないため、精度がクリニックの検査結果と比較して落ちますし、潜在的な性感染症を見過ごす可能性もあります。

特にクラミジア、淋病、梅毒、HIVなどは合併する割合も少なくなく、それぞれ検査結果判定時期も異なり慎重かつ専門的な知識の下で検査が行われるべきです。

梅毒やクラミジア、HIV抗体陽性のようにほとんど症状が出現せず経過してしまう性感染症もあり、1回だけの検査で判断を自分で下すことのリスクは大きく

性病検査キットを使用した検査はあくまでも目安であり結果が陰性であるからと言って絶対に安全とは言い切れません。

また、検体採取にも慣れない自己で行うため不備が生じてしまう可能性もあり医師が採取するクリニックでの性病検査と違い、トラブルが起きやすいのも事実です。

いろいろな業者がインターネットで広告宣伝を展開していますが、そのキットの精度や信頼性を完全に保証できるものではありませんし、医療機関が検査を委託する検査センターとは異なれば、その結果自体の信頼度が揺らいでしまうといったこともあるでしょう。

 

性病検査キットをおすすめできない理由

性病検査は、検査だけで判断することは極めて危険で、偽陰性の場合はそのまま性病が進行したり、他人へ感染させたりと取り返しのつかない事態になります。

潜伏期に性病検査を実施し、陰性との結果が出ることもある?!

その結果をうのみにして他人へ感染させる可能性が大きな問題となります。

また、治療におきましてもその開始時期が大きく遅れてしまったり日常生活での注意事項も正確に専門医からすぐにアドバイスを受けることができません。

スクリーニング検査との考え方がありますが、結局最終的に医療機関で治療を受けることになれば再検査が必要になります。

・採取

・検査の信頼度

・潜伏期

・他疾患の可能性

いずれも検査キットでの大きな問題点であり決してクリアできるものではありません。

こういった自分で手軽に行う性病キットが誇大広告によって普及してしまうと、大切な治療の時期を逸したり誤診に繋がり性感染症拡大にもつながっていく可能性もあり憂慮すべきことです。

性病検査キットでの検査費用がムダになることも!

特に、もし症状が出ているにもかかわらず検査と同時に治療をすぐに受けることができないことは、患者様にとって大変なデメリットであり 性病検査を待って治療を受ける場合でも医療機関へ診察に行けば同様の検査をほとんどの医療機関では初診時に行い、性病検査キットでの検査費用が無駄になってしまうことになります。

性病検査キットによる検査結果の精度は、検体さえ正確に採取できれば 確かに医療機関での性病検査とほぼ同じと考えてもよいかもしれませんが、今後の経過や治療や病状の進行度など患者様にとって必要は医療情報を十分に得ることができません。

性感染症専門員という医療に関します国家資格を持たず、十分な医学的知識を持たない方が相談を受けている場合もあり、正しい診断が遅れてしまう可能性もあります。

性病検査と治療、そして医師による診察は必ずセットである必要があります。

正しい診断、正しい治療のためにも性病検査キットに頼らず 専門の医療機関での診察・検査を受けられることをお勧めいたします。

 

記事監修

末武信宏
国立岐阜大学医学部
順天堂大学大学院医学研究科博士課程において学位取得,日本美容外科学会 認定専門医,国際抗老化再生医療学会 認定指導医

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