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公開日:2021/01/22
最終更新日:2021/01/22

女性器に変な形のイボが?尖圭コンジローマの実態と治療とは

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性感染症と聞くと、かゆみがあったり、痛みがあったりするものといったイメージがあるかと思いますが、

症状が分かりづらいコンジローマというイボができる病気があります。

どんな病気?

鶏のトサカ状のものやカリフラワーのような様々な形のイボができる病気で、

ほとんど症状はなく、人によってはイボに痒みが生じるといったことがあります。

女性は、大陰唇・小陰唇・腟前庭(腟の入り口付近)・会陰・尿道口・肛門周囲・肛門内・腟内や子宮頸部などに発生します。

よくできてしまう部位には、男性の場合は、亀頭の先端部分の冠状溝という亀頭のカリの部分・ペニス本体の皮膚・陰嚢・会陰部(陰嚢と肛門の間)、尿道口、肛門周囲、肛門内が挙げられます。

男性は見える場所にできることが多いので気づく人が多いですが、女性は場所によってはなかなか気づきにくいです。

ウイルスの潜伏期間は3週間から8か月(平均2.8ヵ月)になりますので、気づかないうちにパートナーにうつしてしまう可能性が高い性感染症です。

 

コンジローマの原因は?

コンジローマの原因

コンジローマはHPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)6型・11型の感染が原因です。

HPVウイルスには様々な型があり、高リスクタイプのHPVウイルスに感染すると子宮頸がんなど、低リスク型のHPVに感染すると尖圭コンジローマなどを発症します。

感染の経緯は性的接触などで皮膚や粘膜の小さな傷から侵入して細胞に感染します。

その後、感染患部に乳頭状腫瘍が症状として現れます。

特に男性の場合は亀頭や包皮部分、亀頭環、尿道内に出現することが多く、女性は小陰唇を中心とした腟口付近、腟内、肛門にも出現します。

治療は?

治療は?

尖圭コンジローマの大変さは、治療と再発です。

治療としては、表面のイボを取り除いてもウイルスが残存し、3ヶ月以内に25%の人が再発すると言われています。

昔の治療法ははさみなどで外科的に切除するしかありませんでした。今は外科的な手術以外にもいろいろ方法があります。

以下、最新の治療法を紹介していきたいと思います。

治療方法では、イミキモドクリーム(商品名:ベセルナクリーム)の塗布薬で治療を進めます。

クリームを塗布して感染した細胞にダメージを与えることで、ウイルスの増殖を抑制・消滅させる働きがあります。

自分で週3日程度の頻度で患部を塗り、塗布してから10時間以内に薬を石鹸で洗い流していきます。

傷跡が残ることも少なく、ゆっくり効果を表し、再発率が低いのがメリットです。

ですが、副作用として皮膚がただれる危険があるため、必ず定期的に医師の診察を受けながら2~3ヶ月続けていきます。

外科的治療法としては、-196℃の液体窒素でイボを凍らせる、電気で焼く、レーザーで焼く、はさみで切るといった方法があります。

大きくなってしまったイボや早く治したい人には有効ですが、多少出血することと、表面を切除するだけなので、4人に1人が再発をします。

いずれも痛みが伴う、かなりの荒療治です。

早期発見できれば、イボも小さく、塗り薬が効きやすく、再発しにくく、キレイに治る病気です。

典型的な形をしているため、専門家の視診ですぐに感染しているかどうかが分かります

組織を採取しての検査等はまず行われることはありません。

糖尿病など、局所免疫機能が低下している方は、かかりやすく治療も難治です。

どうやって予防するの?

予防法については、基本的にはコンドームの着用になりますが、性器以外にできているイボと接触してしまったら感染する可能性があります。

大事なのは尖圭コンジローマにお互いかかっていないときちんと確認してからセックスすることです。

他にも予防用のワクチンがあります。日本では4価と9価HPVワクチンが承認されています。

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