
出産後の腟口の緩み:低エネルギー高周波温熱療法を用いた腟組織の修復と性的満足度の向上のための非外科的外来処置(原題:Laxity of the vaginal introitus after childbirth: nonsurgical outpatient procedure for vaginal tissue restoration and improved sexual satisfaction using low-energy radiofrequency thermal therapy)
関口裕樹 1、 宇津木沢ゆかり アゼコシ ヨーコ金城真奈美 ソン・ミヒョン、 久保田庸信 シェリル・A・キングスバーグ マイケル・L・クリクマン
PMID: 23952177 DOI: 10.1089/jwh.2012.4123
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23952177/
結果: 性機能は6か月間を通して有意に改善した(30名)。治療前のFSFI合計スコアの平均は22.4±6.7であったが、6か月目には平均26.0±5.8に改善した(P=0.002)。これには、性欲を除く6つのFSFI領域のうち5つで改善したスコアが含まれる(P<0.001 -<0.01)。12か月時点で評価可能であった30名中22名の平均は26.0±5.2であった(P=0.08)。性行為に関連する苦痛は有意に減少した。ベースラインのFSDS-R平均スコア15.8±11.7は1か月後に9.8±8.0に改善し、12か月間持続した(P<0.001 - 0.002)。反応はピークに達し、有効性は12か月間持続しました(P<0.001)。
関口裕樹 1、 宇津木沢ゆかり アゼコシ ヨーコ金城真奈美 ソン・ミヒョン、 久保田庸信 シェリル・A・キングスバーグ マイケル・L・クリクマン
PMID: 23952177 DOI: 10.1089/jwh.2012.4123
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23952177/
Contents
抽象的な
はじめに:
経腟分娩は、腟口の緩み、性交時の性器感覚の変化、そして性的満足度の低下につながる可能性がある。本研究では、腟口の緩みに対する高周波(RF)エネルギーを用いた単回非外科的処置の長期的有効性を報告する。材料と方法:
閉経前女性30名(21~52歳)を対象に、腟口にRFを当てる30分間のオフィス処置を1回実施する前向き単群研究。12か月の結果評価には、言語的に検証された日本語版の女性性機能指数(FSFI)と女性性的苦痛尺度改訂版(FSDS-R)および腟の緩みと性的満足度質問票が含まれた。結果: 性機能は6か月間を通して有意に改善した(30名)。治療前のFSFI合計スコアの平均は22.4±6.7であったが、6か月目には平均26.0±5.8に改善した(P=0.002)。これには、性欲を除く6つのFSFI領域のうち5つで改善したスコアが含まれる(P<0.001 -<0.01)。12か月時点で評価可能であった30名中22名の平均は26.0±5.2であった(P=0.08)。性行為に関連する苦痛は有意に減少した。ベースラインのFSDS-R平均スコア15.8±11.7は1か月後に9.8±8.0に改善し、12か月間持続した(P<0.001 - 0.002)。反応はピークに達し、有効性は12か月間持続しました(P<0.001)。