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公開日:2019/03/24
最終更新日:2025/02/28

diVaの特徴と効果

投稿日:2019年3月24日 更新日:

diVa

女性器に関する悩みが生まれるのはなぜ?

女性器の機能は、出産と閉経というイベントを通して、大きな変化のときを迎えます。
出産時において、腟とその周囲の組織は大きく引き伸ばされることになります。出産後、腟は修復しますが、周辺の組織は出産前の状態にまで戻ることがなかなかありません。出産前に引き伸ばされたことで、腟壁や会陰、その周囲の組織は傷つけられてしまうため、腟の機能も衰退してしまうのです。
また、閉経後には、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌が減少します。実は、このエストロゲンが腟の厚さや弾力に大きく影響しており、分泌が減少すると、腟が萎縮し始めるように。こうした変化によって、腟の乾燥や痛み性交痛といった症状が引き起こされがちになるのです。
さらに、エストロゲンが減少することで、腟粘膜の上皮細胞に含まれるグリコーゲンの量も変化します。エストロゲンの減少に伴って、腟内を酸性に保つ働きがあるグリコーゲンも減少すると、バクテリアが繁殖してしまい、感染症のリスクが高まったり、これまでにないにおいを発するように。
こうした骨盤底筋の損傷や閉経による腟萎縮によって、ちょっとしたはずみで尿漏れしてしまうという腹圧性尿失禁の症状も引き起こされてしまいます。

女性器治療用レーザー「diVa」の作用と効果

「diVa」は、こうした女性器の問題を解決するために開発された女性器治療を専門とするハイブリッドフラクショナルレーザーの名称です。腟内に専用ダイレーターを挿入し、2種類のレーザーをむらなく照射することで、腟の弾力性や厚みを取り戻し、腟内の自浄作用を保つというもの。
腟の深部を加熱するレーザーは、腟の弾力性を維持するのに必要なコラーゲンやエラスチンを増生するために用いられるもので、腟の表面を代謝させるふたつ目のレーザーは、腟内の細胞の活性化腟内のうるおい維持に効果があります。
これら2つのレーザーによって、腟のゆるみを改善すると同時に、女性器のにおいを改善したり、尿漏れの症状を緩和させるのですが、外科的な処置ではないため、痛みもほとんどありません

患者さまお一人おひとりにオーダーメイドの治療を提供可能

「diVa(ディーバ)」が優れているのは、患者さまお一人おひとりのニーズにお応えできるという点。上で挙げた2つのレーザーを組み合わせることで、患者さまごとによりよい治療結果を得られる、オーダーメイドの治療をご提供できるのです。
「diVa(ディーバ)」を用いることで、腟のゆるみやうるおいの欠如、性交時の感度の低下、ストレス性の尿漏れといった症状の改善が期待できます。施術の対象となるのは、出産や閉経による腟のゆるみにお悩みの方、女性器のトラブルを抱えておられる方、尿漏れの症状を解消したい方など。
 
施術に際しては、治療する部位の深さを計測したうえで、レーザーヘッドを挿入したダイレーターで腟内を照射していきます。患者さまの治療部位や状態によっては、施術前に麻酔剤を塗布することもあります。施術そのものは3分から5分です、痛みはほとんどありませんが、腟の入り口にちょっとした違和感や熱感があるケースもあるため、局部麻酔を施すこともあります。
 
腟細胞を拡張するために用いる強化クオーツダイレーターは使い捨てできるため、ハンドピース消毒の手間がなく、交差感染のリスクを軽減してくれます。施術時間の短縮、施術の安全性向上のためにも重要なポイントです。
 
施術後に特別なアフターケアは必要ありませんが、おりものが出たり軽く出血する可能性があるため、生理用パッドで対応します。ダウンタイムはほとんど必要なく、すぐ日常生活に戻れるのも「diVa」のメリットのひとつです。ただし、施術後48時間は性交(SEX)をお控えください。
「diVa(ディーバ)」の施術効果を高めるためには、必要に応じてメンテナンスしつつ、1ヶ月ごとに3回の治療を受けるのがよいとされています。この治療回数は、患者さまお一人おひとりの状態に応じて異なりますので、医師にご相談ください。

diVAはモナリザタッチやFemiLiftのような腟レーザー治療と何が違うの?

モナリザタッチフェミリフト(FemiLift)は両方とも、CO2レーザーです。一方のdiVaレーザーは、Erbium:YAGレーザー(インティマレーザーおよびIncontiLaseと同じ)と1470ダイオードレーザー(一般的に静脈瘤およびレーザーリポに使用される)のコンボです。
CO2レーザーとErbiumレーザーはどちらも、非外科的腟若返りを目的に使用されることが多く、過去8年間ほどはこの点を中心に研究されてきました。1470ダイオードレーザーは、腟若返りのための研究がさほど広く行われてはいません。ごく最近機器が登場して以来、入手可能な比較データもない状態です。

Q:ディーバ(diva)はオーガズムに達するのに役立つでしょうか?

DR.Bhavlene Panesarの回答

A:閉経期や閉経周辺期にはホルモンの分泌量が大きく変化し、腟組織にも大きな影響を与える可能性があります。
腟組織が薄くなったり、潤いが失われることで、性交時にも疼痛を感じることがあるのです。また、腟組織が薄くなることで感度が低くなり、オーガズム(独:オルガスムス)に達するのが難しくなりがちです。組織そのものの弾力性も失われるため、尿意の切迫感が増したり、尿失禁の症状が出ることもあります。
ディーバ(diVa)は、腟内膜の生成を促すために特化されたレーザーです。腟内膜が再生されると、感弾力性と潤滑性に加えて、感度も増し、より快適にセックスすることができます。
腟を修復してくれるので、膀胱を支えることができ、切迫感の改善にもつながります。 Oショット(日本だとGショット)などの治療法と組み合わせことで、全体的な感度が大幅に改善され、オーガズム(独:オルガスムス)に達しやすくなるはずです。
ここに、骨盤底を強化するための治療法を加えれば、性機能がさらに強化されますし、膀胱を支えることができるため、その効果を早急に自覚できるでしょう。ディーバ(diVa)は、更年期の症状改善に適した、すばらしい治療法です。さまざまな治療と組み合わせることで、その効果をさらに高めることができますので、ぜひお試しください。
Q:Will Diva help in reaching orgasm? Will it help with urgency?
A:he hormone changes in menopause and peri-menopause can play havoc with the vaginal tissue.
Thinning of the tissue(atrophy)  and a lack of lubrication because of this change can make things uncomfortable and even painful with intercourse.  The thinner tissue also loses some of its sensation and can make reaching orgasm difficult.   The tissue itself loses its elasticity and therefore does not support the back wall of the bladder as well as it use to.  This often leads to an increased sensation of urinary urgency and even some incontinence.
The diVa is a fractionated laser that stimulates growth and thickness of the vaginal lining. When the lining is restored it has increased elasticy and sensation as well as increased lubrication making intercourse more comfortable.  The restored vagina then is also able to support the bladder better  improving the sensation of urgency.
When coupled with a treatment such as PRP to the peri-urethral area and clitoral body( O-shot), the overall sensation can be greatly improved making orgasm easier to reach. Also adding treatments to strengthen the pelvic floor such as the BTLEmsella further enhance sexual function as well as supporting the bladder and improving urgency.
The diVa is a great treatment on its own for improving menopausal changes. It's effects can be further enhanced by adding PRP and pelvic floor strengthening.

DR,Jennifer R. Bermanの回答

A:ご質問、ありがとうございます。
腟の健康維持を目指す低侵襲レーザー治療および高周波加熱治療によって、腟の感度や機能、平滑筋の緊張などは改善できますが、尿失禁などの症状改善に効果的だとしてFDAから承認されていません。InModeのVotivaとForma Vは、性機能の改善に役立つとしてFDAから承認された、バイポーラ無線デバイスです
 
性機能の改善の中には、腟の潤いや感度の向上、オーガズム(オルガスムス)などが含まれており、私の担当した患者さまもこうした治療効果を実感しています。
 
私の臨床結果の中では、軽度から中度の緊張性尿失禁の症状もまた高周波熱処理による一連の治療の後で改善しています。
A:Thank you for this question. While the minimally invasive laser and radiofrequency heat treatments for vaginal health improve vaginal sensation and function, as well as smooth muscle tone, they are not FDA approved or indicated for improving urinary symptoms. InMode's Votiva and Forma V is a bipolar radiofrequency device that is atually FDA approved for improvement of sexual function. This includes lubrication, arousal, sensation and orgasm and I personally have obtained excellent results with this modality in my patients. I have also seen in my patients, and clinical studies support my findings, that Urinary symtoms of frequecy, urgency and mild to moderate stress urinary incontinence also improve after the series of three treaments with laswer and/or radiofrequency heat treatments.

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