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公開日:2019/03/24
最終更新日:2025/03/02

ThermiVa(サーミバー)の特徴

投稿日:2019年3月24日 更新日:

ThermiVa(サーミバー)

ThermiVa について

2018年7月30日、FDAは「腟の『若返り』もしくは美容上の腟処置を行う装置の安全性と有効性はまだ確立されていない」と発表しましたが、FDAで認可を受けている「サーミRF」の高周波を用いています。
サーミーバー(ThermiVa)はS字型のハンピースです。このハンドピースを腟の内側(陰唇)に挿入することで高周波エネルギーを用いた非外科的治療で、アメリカの腟治療の最優秀治療器として受賞しています。
 
サーミバー(ThermiVa)は女性器の腟内から外側(小陰唇・大陰唇)や腟を引き絞める、また新しいコラーゲンを造成したりといった効果があります。治療に際しては通常、30分ほどの時間をとり、3回ほど通院していただくことで最良の結果を得ることができる女性器のアンチエイジング治療(フェミニンケア)です。
 
高周波を照射した直後から外陰部(デリケートゾーン)の引き締められた効果が見た目でも実感できます。また腟口や腟の内部を引き締めることも期待できます。腟の内部が引き締まることで、入浴中に腟内にお湯が入らなくなり、かつ尿漏れ改善の期待もできます。高周波を腟内に照射することで、腟内のコラーゲンが促進し、腟内環境のうるおいが保たれて、デリケートゾーンの様々な悩みを解消することも期待できます。

サーミバー(ThermiVa) のメカニズムは?

腟レーザーの特徴として腟内のコラーゲンを作り、コラーゲンの密度を高めて、腟の入り口や腟内の引き締め効果も狙いますが、サーミバーは皮膚の表面や粘膜に40度以上の熱を継続的に照射することで、線維芽細胞を刺激しコラーゲンを生成させる仕組みです。



徹底した温度管理ができる特殊なセンサーがサーミバーには搭載されているため、無痛(本当に痛くありません)で腟内の表面の温度42℃から45℃まで上昇することが可能です。そのため、腟内部は45~50℃まで上昇しているので、今までにない引き締め効果を実感できます。


 

腟レーザー治療は、大陰唇・小陰唇などの女性器と腟内に高周波を照射します。暖かく感じられるだけで、痛みは全くありませんので怖がらずに安心してください。施術時間は、30分もかかわらず、ダウンタイムもありません。


こんなお悩みの方にオススメの治療です。

軽度の緊張性失禁がある

膀胱の開口部の周りが締まると、尿漏れの症状は改善・解消する可能性があります。
 

腟の乾燥、刺激、そして頻繁な感染症がある

腟を刺激して十分なうるおいが出るようになると、通常のpH値に戻り、感染症のリスクも軽減します。より潤うことで、刺激を受けにくくなります。
 

痛みのあるセックスや、腟感覚が少なくなった経験がある

腟組織が若返ったりうるおいを取り戻すことで、性交痛治療にもなり、オーガズム機能不全の解消性的な満足が増す可能性があります。

このような方には適応しません

重度の膀胱炎がある

こうした症状がある場合は、手術が必要になることもあります。
 

過活動膀胱による尿もれの症状がある

くしゃみ、笑い、またはその他の単純な圧力で尿もれしているのではない場合、ThermiVaはさほど役立ちません。
 

治療部位の近くに皮膚感染がある

何らかの感染をしている場合、その組織周辺を加熱すべきではありません。
 

癌を患っていたり、その可能性がある

この場合、高周波エネルギーが適用するかどうかが明確になっていません。

サーミバーの費用の相場について

¥134,738(税抜)です。
※14医院の平均料金で算出しています。(2019年8月)

サーミバーのQ&Aはこちら

Q:サーミバーは小陰唇の収縮に効果的ですか?

A:サーミバー(ThermiVa)を用いることで、外陰部もしくは大陰唇の余分な皮膚をある程度減らせますが、小陰唇を縮小させたり均等化させることはできません。小陰唇の不均一をさほど気にされていない場合は施術する必要がありませんが、それを大きな問題としてとらえておられるなら、小陰唇の整形術を受けることをおすすめします。
Q:Is thermiva effective at shrinking labia?
A:ThermiVa can reduce the redundant skin on the outer labia, or labia majora, to some degree but it will not shrink the inner labia nor will it even it out.  If the difference is subtle then you my not need to do anything about it but if  it is significant enough to you then a simple labiaplasty can help to even it out.
Answered: 2 May 2019

Q:腟レーザーで使用されるサーミバー(ThermiVa)とCO2フラクショナルレーザーの違いを教えてください。

A:サーミバー(ThermiVa)は、高周波エネルギーを照射する医療機器です。照射される高周波エネルギーは、腟内粘膜、中間筋層、そして外膜を貫通します。これによって、腟の感度や潤い、筋肉の緊張などに関連するすべての層に影響を及ぼすことができ、患者さまは治療の結果、腟の感度向上や潤いの増加、筋肉の弛緩などを実感されています。
 
治療効果に科学的根拠を得るため、生検を行ったところ、コラーゲンや弾性繊維、小神経および血管の増加を確認しました。これはまた、ストレスや尿失禁といった症状にも効果的です。腟の内部と外部の双方に適用できるというのも、サーミバーのメリットといえるでしょう。
 
CO2フラクショナルレーザーを用いると、腟と粘膜の表面に小さな傷ができます。しかも、レーザーエネルギーは筋膜や外膜には届きません。腟の潤い不足といった症状の改善も可能ですが、筋肉や筋膜には到達していないため、そのメカニズムはよくわかっていません。また、外陰部の治療に用いることもできません。
閉経後、萎縮性腟炎などによってより重度の潤い不足の症状にお悩みの患者さまの中には、CO2レーザーを照射することで、その症状が悪化した方もおられます。
しかし、100,000例を超えるサーミバー治療の中に、重篤な副作用の報告はありません。CO2レーザーによる治療のような、数日間のマナーダウンタイムもありません。一方で、CO2レーザーによる治療後、術後感染の危険性はごくわずかです。
これらの治療機器の効果を比較した研究報告はありませんが、この情報をお役立ていただければ幸いです。
A:This is a great question.
ThermiVa is a radiofrequency device which works via bulk heating and the radiofrequency energy penetrates through the vaginal internal mucosa, the intermediate muscularis, and the outer adventitia. This means that it reaches all the layers of the vagina that are involved in sensation, lubrication, and muscle tone, and patients report improved sensation, lubrication, and laxity. When biopsies were performed after treatment to study the effects of treatment, an increase in collagen, elastic fibers, small nerves and blood vessels was found. It has also been effective in improving stress and urge incontinence in treated patients. It can be applied to both the internal vaginal walls and external labial tissues.
Fractional CO2 devices create tiny wounds in the surface of the vagina, the mucosa. the laser energy does not reach the muscularis or adventitia. Patients have experienced improved lubrication. It claims to improve laxity in some patients as well, although the mechanism, given that it does not penetrate to muscle or fascia, would be unknown. It cannot be used to treat the vulva.
Some patients with more severe dryness, for example due to atrophic vaginitis, a common postmenopausal problem, have gotten worse after fractional CO2. There have been no serious side effects from more than 100,000 ThermiVa treatments.There is no downtime with ThermiVa, and a few days of minor downtime with CO2. With CO2, there is a small risk of infection post-operatively.There are no comparative studies to show the duration of response after radio frequency vs CO2.I hope this information is helpful to you.All the best,   Dr. Clark
Answered: 6 Nov 2018

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