Contents
スソワキガ治療で手術が勧められない理由とは?
スソワキガ手術は過去には美容外科のみならず皮膚科、形成外科、外科を標榜する医療機関でも行われてきました。
切除法・剪除法・稲葉式・超音波法などの外科的治療法が主たるものですが、いずれも完治には至らない方法です。
手術には次のような大きなリスクと欠点があります。
1:術後の固定が必要で局所の安静が絶対必要。→大きな日常制限がある。
2:術後、血種形成や皮膚壊死を起こすリスクが少なくない。
3:効果を高めるために皮膚を薄く剪除すると術後経過とともに皮膚にしわが寄って醜い瘢痕となる。
4:臭いのあるIやOの部位の手術は不可能
5:術後、数回の通院処置が必要になり患者様の負担が大きい。
6:術後に粉瘤の発生頻度が高くなり、粉瘤除去の手術が必要となることがある。
7:症例が腋よりも多くないため熟練した専門医が少なくしっかりした手術を行える医療機関が極めて少ない。
8:術後に部分的で不規則な脱毛状態となる。
9:完治が困難。
手術しか治療法が無かった過去の時代の治療であり、現在では行うべきではないと考えられています。
すそわきが治療で外科的手術をおすすめしない9つの理由!
すそわきがの手術は、過去には美容外科のみではなく、皮膚科や形成外科、外科を標榜する医療機関など、さまざまなところで行われてきました。
手術には切除法・剪除法・稲葉式・超音波法などの種類がありますが、どの種類の手術にも共通する大きなリスクと欠点があります。
そこで、すそわきが治療で外科的手術をおすすめしない理由を9個挙げて、なぜ手術をおすすめしないのか説明していきます。
理由1:手術後は患部の固定と安静が必要
皮膚を切開し、剥がして施術するため、患部が回復するまでに固定と安静が必要で、日常生活に大きな制限があります。理由2:手術後に血種形成や皮膚壊死を起こすリスクが少なくない
術後のケアをしっかりしないと、後遺症が起こる可能性があります。理由3:効果を高める施術をすると傷跡が残りやすい
手術の効果を高めるため皮膚を薄く剪除すると、術後経過とともに皮膚にシワがより、傷跡が残りやすくなります。理由4:手術ができない場所がある
IゾーンやOゾーンは、臭いがあっても手術を受けられません。理由5:手術後に数回通院に必要がある
経過を診たり抜糸したりなど、切らない治療法では不要な術後の通院が必要です。理由6:術後に粉瘤の発生頻度が高くなる
粉瘤が発生すると、除去手術が必要となる可能性があります。理由7:熟練した専門医が少ない
外科手術は現在は主流ではないため、行える医師や医療機関があまりいません。理由8:術後に部分的で不規則な脱毛状態となる
毛根にダメージが出るため、望まない脱毛状態となってしまう可能性があります。理由9:完治が困難
すそわきがの治療で外科的手術をおすすめしない理由を9個、ご紹介しました。どうしても汗腺が取り切れない場合など、臭いが残ってしまいます。
切らずに行える治療法が増えた現在では、もはや手術は過去の治療法となりつつあります。
リスクも大きいため「どうしても手術がいい!」なんてこだわりのある人以外は、他の治療方法を選んだ方が無難でしょう。