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公開日:2024/09/24
最終更新日:2024/09/24

軽度腹圧性尿失禁に対する腟内バイポーラ高周波治療:パイロットレトロスペクティブ研究

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軽度腹圧性尿失禁に対する腟内バイポーラ高周波治療:パイロットレトロスペクティブ研究
軽度腹圧性尿失禁に対する腟内バイポーラ高周波治療:パイロットレトロスペクティブ研究(原題:Vaginal Bipolar Radiofrequency Treatment of Mild SUI: A Pilot Retrospective Study)
パオロ・メッツァーナ1、イグナシオ・ガリベイ2、アイリーン・フスコ3
PMID: 35208505 PMCID: PMC8878952 DOI: 10.3390/medicina58020181
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35208505/

要約

背景および目的:このレトロスペクティブ研究では、最小侵襲アプローチによる軽度、中度、および重度の腹圧性尿失禁の治療における、バイポーラ、温度制御、腟内RFハンドピースの作用を調査した。 腹圧性尿失禁(SUI)は、不随意の尿漏れを伴う一般的な疾患であり、社会的および心理的な影響を伴う。 SUIは、女性における最も一般的な尿失禁のタイプである。 材料および方法:本研究では、54人の患者をレトロスペクティブに調査した。全患者に用いた両極高周波エネルギーは50Wで、温度は41℃から44℃に維持した。2回のセッションは4週間隔で行った。最初の治療前と2回目の治療後4か月目に全患者をモニタリングするため、国際尿失禁質問票短縮版(ICIQ-SF)を用いた。統計データの精査には、ペアのStudentのt検定を用いた。結果: 尿漏れ頻度の平均値は、「週2~3回」(治療前2.1±1.3ポイント)から「週1回」(治療後4 MFUで0.8±1.3ポイント)に改善しました。平均量は「少量/中程度」(治療前3.2±1.6ポイント)から「なし」(治療後4 MFU 0.9±1.4ポイント)に改善しました。有害事象や副作用は認められませんでした。結論:本予備的研究の結果は、尿失禁の治療における双極性ラジオ波温度制御法の有効性と妥当性を確認する上で、良い出発点となるでしょう。
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