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公開日:2025/05/10
最終更新日:2025/05/10

高密度焦点式超音波による帝王切開瘢痕妊娠治療とそれに続く超音波ガイド下子宮拡張掻爬術を受けた患者のその後の妊娠の結果

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高密度焦点式超音波による帝王切開瘢痕妊娠治療とそれに続く超音波ガイド下子宮拡張掻爬術を受けた患者のその後の妊娠の結果
高密度焦点式超音波による帝王切開瘢痕妊娠治療とそれに続く超音波ガイド下子宮拡張掻爬術を受けた患者のその後の妊娠の結果(原題:Outcomes of subsequent pregnancies in patients following treatment of cesarean scar pregnancy with high intensity focused ultrasound followed by ultrasound-guided dilation and curettage)
ツァイ・チャン 1、 チャン・ユーチー 1、 ジア・ヘ 2、 リアン・チャン 1
PMID: 31466485 DOI: 10.1080/02656736.2019.1654619
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31466485/

抽象的な

目的:

高密度焦点式超音波(HIFU)治療に続いて超音波ガイド下子宮内腔拡張掻爬術(USg-D&C)を受けた帝王切開瘢痕妊娠(CSP)の既往がある患者のその後の妊娠の結果を評価する。

方法:

2015年1月から2018年1月までに遂寧中央病院でHIFU治療に続いてUSg-D&Cを受けたCSP患者154名から収集したデータに対して後ろ向き分析を実施した。そのうち28名の患者が治療後に妊娠を希望した。ベースライン特性、治療結果、USg-D&C中の術中出血、掻爬後血清βヒト絨毛性ゴナドトロピン(β-hCG)値および腟出血を調査した。妊娠とCSP治療の間隔、妊娠中の合併症、および新生児の結果を含むその後の妊娠の結果を評価した。

結果:

CSP患者全員が、HIFUとUSg-D&Cの併用により治療に成功した。治療後に妊娠を希望した28名のCSP患者のうち、23名(82.14%)が妊娠に成功した。妊娠からHIFU治療までの平均期間は18.38 ± 10.04か月であった。18名(78.26%)が子宮内妊娠し、そのうち12名が帝王切開、1名が妊娠継続、5名が妊娠初期に中絶した。その他の5名のうち3名は卵管子宮外妊娠、2名は再発性CSPであった。これら5名は妊娠初期に腹腔鏡検査を受けた。

結論:

妊娠を希望するCSP患者にとって、HIFUに続いてUSg-D&Cを行う治療法は、効果的で安全な治療法である。この治療法を他の治療法と比較するには、より大規模なサンプルサイズとより長い追跡期間を伴う前向き多施設研究が必要である。

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