小陰唇縮小手術を検討している方から多く寄せられる疑問に、ブリスクリニックの田尻先生がFAQ形式でひとつひとつ答えてくださいました。切除法・メスの種類・縫合糸・麻酔・ダウンタイム・クリニックの選び方まで、先生の言葉そのままでお届けします。

で、この理由としては、直線で簡単に持ち上げてスパッと切るだけだったら、そこの部分には表側の皮膚と内側の粘膜側の長さは同じであっても、その切開線の間に軟部組織が表面ギリギリまで残ってしまうことになります。それを無理やり表側の皮膚と内側の粘膜を縫い寄せようとすると、どうしても先端がぽってりとした感じになってしまいます。
一方で楔状切除だとV字型に内側の組織まで切り取るので、表側の皮膚と内側の粘膜を合わせようとした時にフィッシュマウスと言うんですが、魚の口を閉じるようにきれいに斜めというか、ピタッと細く尖った形で先端が仕上がるのが特徴です。
どちらが自然かというと当然ですが、後者の方がよろしいかと思いますので、私たちは楔状切除を採用しています。
一方、レーザーなど、もしくは電気メスなどを使いますと、断面に細かなダメージが及ぶことで良い面では止血ができるのですが、悪い面では皮膚組織のダメージが生じているので、治るときに多少なりとも線のところが傷跡としてできてしまうことになるでしょう。
そこで私たちは、切開は普通のメスを用いて、内側の楔状切除の時の軟部組織は電気メスを用いてというふうに二度手間をかけて切除していますのでご安心ください。
これを防ぐためには抜糸をした方がいいのですが、溶ける糸で抜糸が不要だと言われるケースの場合、他のクリニックさんではそれをいいように解釈されている場合がありますが、上記でご説明したような理由で傷の跡ができるという面では、患者さんはデメリットを負うことになっているので、私たちは顔の手術と同じように抜糸を必ずするように心がけています。ちなみに溶ける糸という話は、中縫いの時には溶ける糸を使っておりますので、2つの糸を私たちは使い分けるような治療をしています。
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Contents
- 1 田尻先生プロフィール
- 2 目次
- 3 麻酔と痛みの管理
- 4 術後のケアとダウンタイム
- 4.1 Q. 腫れのピークを教えてください。
- 4.2 Q. 術後の出血は生理用ナプキンで対応できますか?
- 4.3 Q. デスクワークなら翌日から可能ですか?
- 4.4 Q. シャワー・入浴は術後当日から可能ですか?
- 4.5 Q. ウォシュレットの使用時期と拭き方のコツを教えてください。
- 4.6 Q. 手術直後の圧迫固定はどのように行いますか?
- 4.7 Q. ジムやヨガ、飲酒はいつから解禁できますか?
- 4.8 Q. こすれが気になる期間はどのくらいありますか?
- 4.9 Q. 自転車や乗馬など患部を圧迫する活動はいつから可能ですか?
- 4.10 Q. パートナーとの性行為はいつから可能ですか?
- 4.11 Q. 抜糸は術後何日目に行いますか?
- 4.12 Q. 術後、患部が硬くなる時期はどのくらい続きますか?
- 5 仕上がりのデザイン:希望の形・左右差・副皮・黒ずみ
- 5.1 Q. 「完全になくしたい」「少し残したい」という希望は通りますか?
- 5.2 Q. 何ミリを残すのがベストでしょうか?
- 5.3 Q. もともとの小陰唇の左右差はどこまで改善できますか?
- 5.4 Q. 黒ずんでいる部分をすべて切除はできますか?
- 5.5 Q. 小陰唇だけではなく、副皮も一緒に切る必要はありますか?
- 5.6 Q. 包皮周りの皮膚と小陰唇のバランスはどうなりますか?
- 5.7 Q. 自身のライフスタイルに合った小陰唇の形はありますか?
- 5.8 Q. 加齢で小陰唇が伸びることはありますか?
- 5.9 Q. 万が一、形が気に入らなかった場合、修正方法はどうすれば良いですか?
- 5.10 Q. 切断面がガタガタにならず、自然なカーブになることはできますか?
- 5.11 Q. 縫い合わせの端に皮膚の盛り上がりができないような工夫はありますか?
- 6 切除法:直線切除 vs 楔状(V字)切除
- 7 使用するメスの種類と使い分け
- 8 出血への対応
- 9 縫合の工夫:中縫い・糸の種類・抜糸
- 10 術後のリスクとトラブル対応
- 11 クリニック・医師の選び方
- 12 カウンセリング・費用・プライバシー
- 13 まとめ
田尻先生プロフィール

| 氏名 | 田尻 豊和(たじり とよかず) |
|---|---|
| クリニック | ブリスクリニック(腟ペディア掲載ページはこちら) |
| 役職 | 院長 |
| 住所 | 福岡市中央区清川1-9-20 3階 |
| 資格 | 医学博士/日本形成外科学会専門医/日本抗加齢医学会専門医/日本美容外科学会(JSAPS)正会員 |
| 経歴 | 国立琉球大学医学部卒業。福岡大学形成外科入局、同大学病院救命センター(ER)外傷担当を経て、各地のクリニック院長を歴任。福岡大学大学院博士課程にて創傷治癒を研究。 |
目次
- 麻酔と痛みの管理
- 術後のケアとダウンタイム
- 仕上がりのデザイン:希望の形・左右差・副皮・黒ずみ
- 切除法:直線切除 vs 楔状(V字)切除
- 使用するメスの種類と使い分け
- 出血への対応
- 縫合の工夫:中縫い・糸の種類・抜糸
- 術後のリスクとトラブル対応
- クリニック・医師の選び方
- カウンセリング・費用・プライバシー
麻酔と痛みの管理
Q. 使われる麻酔の種類を教えてください。
局所麻酔が基本です。それに加えて、ご希望をお伺いしながら、静脈麻酔を選択していただきます。ほとんどの方が静脈麻酔を選ばれていますので、手術中は安心してお受けいただける環境を整えられます。Q. 意識がある状態で手術を受けることは可能ですか?
ご希望があれば、上記でご説明した静脈麻酔をなしにして受ければ、意識がある状態の、すなわち局所麻酔の状態で手術が受けられます。Q. 局所麻酔の痛みを和らげる工夫はありますか?
局所麻酔は手術中の痛みを取るための注射です。ですが、注射ということもあり、患部に痛みを伴いながら薬液を注射するのですが、その注射の行為自体を和らげる方法を、私たちは外用麻酔剤という塗るクリームの麻酔で行っております。手術前の30分ほどお時間をいただいて、あらかじめ塗っていただいた状態で手術が開始になりますので、注射の痛みというところはそれほどご心配いらないかと思います。Q. 術後の痛みを抑えるためにエクスパレルを導入していますか?
いえ、していないです。痛みに関しては、本当に全く痛いと言われる方は、術後にはゼロいませんのでご安心ください。痛みに関しての対応は、当院では消炎鎮痛剤、痛み止めの処方をしております。術中も、もしご希望があれば痛み止めの点滴を追加することも可能ですが、ご心配されるようなことはありません。Q. 術後の痛み止めの種類と、効かない時の対処法を教えてください。
痛みは本当にないと思います。もともとほとんどないのですが、もし痛かったらロキソニンを出しておきますので、お飲みいただければ大丈夫です。ただ、ご質問にあるように、どうしようもない痛みという場合は、それは異常なことだと思いますので、その際はすぐにご連絡いただければ診察させていただきます。術後のケアとダウンタイム
Q. 腫れのピークを教えてください。
これは手術をする時に麻酔をしますので、麻酔のボリュームが入った分だけまずは腫れます。ただし、麻酔が代謝されてなくなる1日2日で、その麻酔のボリュームは減るのですが、そこに手術を行った炎症が起きるので、1週間から2週間は本来あるべき厚みよりも厚く感じる時期があります。そこから徐々にゼロになるのは時間がかかるのですが、半分半分にどんどん減っていって、三ヶ月ほどでやったことがわからない厚みにはなっていると思います。Q. 術後の出血は生理用ナプキンで対応できますか?
全く出血はないと言っていいと思いますが、少し出ることも想定して生理用ナプキンをお使いいただきます。逆に言えば、生理用ナプキンで抑えられないほどの出血は起こらないと思います。Q. デスクワークなら翌日から可能ですか?
デスクワークで座るときにお尻に体重がかかるのは仙骨部分なので、よほど変わった座り方、もしくは変わったクッションを使わなければ何をされても大丈夫です。Q. シャワー・入浴は術後当日から可能ですか?
12時間置いたところから手術後に傷がくっついてきますので、12時間後より可能です。Q. ウォシュレットの使用時期と拭き方のコツを教えてください。
ウォシュレット自体を清潔と捉えるならば、清潔の水が当たっていいものは、手術後12時間から使用可能です。ただ、勢いという面では、想定した以上の力が加わってはいけませんので、ご心配でしたら、あまり過度にウォシュレットに頼らずにシャワーでご自分で洗うことをお勧めします。Q. 手術直後の圧迫固定はどのように行いますか?
帯も固定も基本的にはいらず、下着の中に生理用ナプキンを挟んでいただいて、患部にはお薬、外用薬を塗っていただければ大丈夫です。1週間後に当院にお越しいただくまで、毎日しっかりとシャワーで洗浄して、石鹸を使い、軟膏を落として、そしてまた新たなきれいな軟膏を塗り直して、この処置をしておいていただければ、綺麗に1週間後に抜糸ができます。Q. ジムやヨガ、飲酒はいつから解禁できますか?
ジム、ヨガ、飲酒に関してはそれぞれ程度にもよるんですが、運動・ジムに関してはその部分が当たらない動き、例えば自転車などはかなり待っていただくのですが、運動エクササイズの他のものは、1週間後の抜糸以降に、ほとんどのものができるようになるとお考えください。飲酒に関しては、当日内出血を防ぐ意味では、当日お控えいただいて、翌日から少しずつ嗜む程度に可能かと思います。ただし、出血のリスクが怖いとお考えでしたら、ぜひ抜糸までお控えいただくとより安心かと思います。Q. こすれが気になる期間はどのくらいありますか?
こすれというのは運動の程度で左右されると思いますが、普通の生活をしていれば、初めからこすれのことを気にされることはないと思います。Q. 自転車や乗馬など患部を圧迫する活動はいつから可能ですか?
患部にサドルの尖った部分が当たるような状況を考えれば、1ヵ月以上はお控えいただいた方がいいかと思います。Q. パートナーとの性行為はいつから可能ですか?
小陰唇縮小手術の場合でしたら、一ヶ月もすれば十分です。Q. 抜糸は術後何日目に行いますか?
術後の抜糸に関しては、1週間がめどに、それよりも少し早かったり、少し遅くなっても大丈夫です。Q. 術後、患部が硬くなる時期はどのくらい続きますか?
傷が硬くなるというのは、傷を治すためのコラーゲンが増えている証拠ですので、傷が治った時点でそのコラーゲンが役割を終えて減っていきます。減った後には通常の状態に戻っていきますので、最終的にその変化は半年ほどで完了することが多いです。仕上がりのデザイン:希望の形・左右差・副皮・黒ずみ
Q. 「完全になくしたい」「少し残したい」という希望は通りますか?
事前にご自身の形を把握していらっしゃる方は少ないので、私も術前に写真を一度相談のためにとっておきますから、それをもとにどこをどうするということを細かく写真を交えながら説明しつつ計画することは可能です。Q. 何ミリを残すのがベストでしょうか?
これは人によってご希望も違いますし、あとどこから何ミリというのを測るかによってもミリ数という概念は変わってきますけれども、よく言われるのは、足をリラックスして閉じた時に大陰唇からはみ出る部分の長さというところが、長いのが嫌だって言われる方と、少しは残しておきたいと言われる方と分かれますので、前者、すなわち長いのが嫌だって言われる方の場合、完全に大陰唇に隠れていくような長さに調整するならば、かなり短めの長さになるということをご本人に理解いただきながら、私たちの症例写真もお見せしつつ、合意を得て決めていきます。ですから、何ミリという数字を用いたお話にはならないことが多いのですが、もしよほどこだわりたいという方でしたら、定規を診察の時に使いながら、手術室で女性看護師なども交えつつ、何ミリというのを相互理解を深めた上で手術することも可能です。Q. もともとの小陰唇の左右差はどこまで改善できますか?
これは形自体を右の形がいい、もしくは左の形がいいというふうに選ばれることになるわけですが、好きな方に合わせて形を作っていけば、ほぼ同じ形にはできます。ただ、注意が必要なのは、小陰唇自体にはメラニンの色の付き方が右と左で、膣から何センチまでがピンク色、そこから先は褐色の茶色をしているという風な左右の差もやはり存在しますので、長さだけを合わせたところで、同じように見えるかどうかという点に関しては、またご本人のご理解もいただきつつ、長さだけではない部分を説明した上で手術をしていきます。Q. 黒ずんでいる部分をすべて切除はできますか?
黒ずみが膣の近くまである場合は、小陰唇がほとんどなくなってしまうような短さになってしまうことをご了承いただければ、黒いところを全て取ることは可能です。ただ、ある一定数の方は黒いところがあまりないという方もいらっしゃいますので、その場合はほとんど形も変わらずに黒いところだけが取れると思います。Q. 小陰唇だけではなく、副皮も一緒に切る必要はありますか?
副皮がある方の症例写真をお見せすると、非常に縮こまったような、どこからどこが小陰唇なのか、どこからが副皮なのかわからないような、ひだの深い部分には垢が詰まっているようなケースも見られます。ですから、そういったケースで小陰唇だけを切除しただけでは、副皮の部分が小陰唇以上に存在感を持ってそこにとどまるため、美しい形態とは言えないのではないでしょうか。ですから、おすすめとしては、小陰唇が大きい方には副皮も同時に切除することが一般的であり、逆に副皮だけを取るということはよくあるんですけれども、小陰唇だけを取るということはあまりないように思われます。Q. 包皮周りの皮膚と小陰唇のバランスはどうなりますか?
いわゆる包皮と言われるものだと思うのですが、輪郭、すなわち包皮が露出していることが当たり前だと考える考え方ではなく、ご自身で鏡を見たときにバランスがいいかどうかという外観的な問題と、あとは出ていることによって輪郭が露出することの性的な感度の問題が総合的に関係すると思います。ですから、それをするかしないかは、今言った2点を考えた上で同意を得て手術をします。Q. 自身のライフスタイルに合った小陰唇の形はありますか?
例えば、自転車もしくはスパッツを履いての激しいトレーニングをお好みの方では、擦れてしまうという話がたまに聞きますので、出ている部分を短くするというのが、まさにそのライフスタイルに合わせた調整だと思います。もしくは、介護を受けるような年齢になられた時には、ひだの部分に垢が溜まってしまうというケースが、ご自身にとっても、周りの方にとっても、ストレスに感じないようにというふうに、あらかじめ短く整えておかれる希望があることもあります。Q. 加齢で小陰唇が伸びることはありますか?
年齢に伴って伸びていきます。Q. 万が一、形が気に入らなかった場合、修正方法はどうすれば良いですか?
修正が要るんでしたら、もう一度切り直して小さな形に調整すればいいのです。デザインの時点で大幅に取りすぎている結果があれば、2回目の手術では伸ばすことはできないので、それをご理解いただいた上で、1回目の手術を慎重にデザインするべきだと思います。Q. 切断面がガタガタにならず、自然なカーブになることはできますか?
表側と裏側からをちょうど良い長さでそれぞれの長さを揃えて合わせていきますので、例えば内側だけが長い、外側だけが短いというふうな部分が一部分でもあれば、そこには歪みが出てきます。縫い上がった時の歪みがないように、長さを揃えたデザインを丁寧に裏返したり戻したりしながら、表裏、表裏とパタパタとやっていくのが丁寧な手術だと思っています。それをすれば、ひずみというのはできにくいと思います。Q. 縫い合わせの端に皮膚の盛り上がりができないような工夫はありますか?
これはドッグイヤーという考え方なんですけれども、ドッグイヤーというのは犬の耳に例えられるように、取ったものが紡錘型に切除する切除巾の短い状態であれば、両サイドの端にひずみが生じるというものです。このひずみが出る理由としては、一部分だけをたくさん取って、あと端に向かって助走をあまりつけずに終わっていくと、ひずみが両サイドにできるのですが、小陰唇は幸いなことに、もともとが紡錘型のような形をしているので、ほとんどまっすぐに取ったとしても無理のない形でひずみは上下にできないと考えられます。もしご心配でしたら、もともとの小陰唇の形に合わせた通りの緩やかなカーブのデザインにしておかれれば、そもそも歪みの心配はないかと思います。デザインの時点から医師が関わり、そのデザインをシェアした状態で手術室に入り、そのデザインの通りに手術が行われます。カウンセラーだけでデザインが決まってしまい、手術場に医師との意思疎通ができていないことも考えられますが、そういうことは当院では一切ありませんのでご安心ください。
— 田尻先生(ブリスクリニック)
切除法:直線切除 vs 楔状(V字)切除
Q. 小陰唇縮小手術は直線切除かV字に切り取る楔状切除か、どちらになりますか?
今回お話しさせていただくときに、ゴールはやはり綺麗な美しさを求めるということになると思いますので、当然楔状切除になります。で、この理由としては、直線で簡単に持ち上げてスパッと切るだけだったら、そこの部分には表側の皮膚と内側の粘膜側の長さは同じであっても、その切開線の間に軟部組織が表面ギリギリまで残ってしまうことになります。それを無理やり表側の皮膚と内側の粘膜を縫い寄せようとすると、どうしても先端がぽってりとした感じになってしまいます。
一方で楔状切除だとV字型に内側の組織まで切り取るので、表側の皮膚と内側の粘膜を合わせようとした時にフィッシュマウスと言うんですが、魚の口を閉じるようにきれいに斜めというか、ピタッと細く尖った形で先端が仕上がるのが特徴です。
どちらが自然かというと当然ですが、後者の方がよろしいかと思いますので、私たちは楔状切除を採用しています。
使用するメスの種類と使い分け
Q. 使用するメスは電気メス、レーザーメス、通常のメス、どれが最適ですか?
組織を傷めないという意味では、普通のメスが一番優れています。この理由としては、熱傷、すなわち火傷を起こさせずに組織を切っていくわけですから、元の状態に戻ろうとする力を妨げずに、縫うとき、治るときに断面同士がそのまま治ってくれるという利点があります。一方、レーザーなど、もしくは電気メスなどを使いますと、断面に細かなダメージが及ぶことで良い面では止血ができるのですが、悪い面では皮膚組織のダメージが生じているので、治るときに多少なりとも線のところが傷跡としてできてしまうことになるでしょう。
そこで私たちは、切開は普通のメスを用いて、内側の楔状切除の時の軟部組織は電気メスを用いてというふうに二度手間をかけて切除していますのでご安心ください。
出血への対応
Q. 出血を最小限に抑えるために、どのような工夫をしていますか?
出血というのは場所が概ね決まっていますので、出血を確認しつつ、止血の作業を同時に行って進めていますのでご安心ください。縫合の工夫:中縫い・糸の種類・抜糸
Q. 中縫いをして表面の負担を減らしてもらえますか?
中縫いをすることでメリットとしては、傷が開かない、すなわち細い線として治ることがお約束できるでしょう。しかし、もう一つのデメリットも考えないといけないのが、中縫いをする糸自体がそこにとどまることで、内部でしこり、もしくは感染ということになると望むような美しい傷にならないこともあります。従いまして、私たちは中縫いをするときには糸の種類を考えていて、溶ける糸を使って中縫いをしていますので、この点は将来的に半年ほどで溶けていく暁には問題がなくなっていくとお考えください。結論としては、中縫いをすることを私たちは推奨していて、その時に使う糸は溶ける糸を使っておりますのでご安心ください。Q. 溶ける糸と抜糸が必要な糸、どちらが傷跡がきれいになりますか?
表面の縫合は溶けない糸を使っています。そのことによって抜糸の必要が出てくるのですが、そもそも抜糸をするという選択をすることで、傷に対して糸のマークができるリスクを最小限に抑えることができます。糸のマークというのは、縫合してから1週間以上置いておくことにより、その糸による圧迫が組織にダメージを与えて、まるで糸がかかったままのような横線ができてしまうことを言います。これを防ぐためには抜糸をした方がいいのですが、溶ける糸で抜糸が不要だと言われるケースの場合、他のクリニックさんではそれをいいように解釈されている場合がありますが、上記でご説明したような理由で傷の跡ができるという面では、患者さんはデメリットを負うことになっているので、私たちは顔の手術と同じように抜糸を必ずするように心がけています。ちなみに溶ける糸という話は、中縫いの時には溶ける糸を使っておりますので、2つの糸を私たちは使い分けるような治療をしています。
Q. 形成外科で使うような糸を使用するのはなぜですか?
私たちが使う糸は、溶ける糸を使うものも、表面の溶けない糸を使う話も、どちらも一番細い糸を使っております。ただ、その糸を抜糸する時には少し見えにくかったり、引っ張ったりしないといけなくなるので、バランスよく使用しています。Q. 抜糸の時は麻酔を使用しますか?
いや、そのまま抜糸をします。抜糸は痛いとは言われないですね、ほとんど。Q. 医療用ボンドは使用しますか?
粘膜の近い場所なので、あまり有効性を感じませんので、我々は使っていません。Q. 溶ける糸でも、あえて抜糸した方が治りが早い場合はありますか?
例えば、表面を縫う糸は我々は溶けない糸を使うという話でしたが、もしその糸を溶ける糸で表面を縫ったとしても、それは7日で抜糸をした方がいいので、ご質問の返事としては抜糸をした方がいいということで間違いないと思います。術後のリスクとトラブル対応
Q. 術後に感覚が鈍くなるなどのリスクはありますか?
基本的には外側を切除するので、それよりも内側、すなわち根っこの部分に影響が及ぶことは全くありませんので、根元の部分の感覚は保たれます。ですが、感度というのが今まで小陰唇の先端部分で担われていたという場合に関しては、先端部分の感度の受容体が減ることによって感度が下がったと感じることはあります。Q. 傷口から菌が入った場合、どのような症状が出ますか?
よく洗浄したり、外用薬などを続けていただいていれば、その心配はほとんどありません。ですが、もしそういうふうな症状を感じた場合には、まず患部の診察を経て、その患部をきれいにまた調整した上で、適切な処置に戻れば安心して経過が良くなりますので、ぜひラインください。Q. 内部で血が止まらずに溜まってしまった場合の対応はどうなりますか?
血が止まらないことはないのですが、内部に多少の血腫ができることはあるかもしれません。その場合も、診察にてその血腫を隙間から圧出すれば、中に血腫がなくなりますので、通常通りの傷の治り方に戻ります。Q. 糸がほどけて傷口が開いてしまうことはありますか?
糸がほどけることはあっても、傷が開くことは決してありませんのでご安心ください。それほどゆるい縫い方をすることで、傷に糸のマークが残らないという配慮がなされています。Q. 切除後、尿の飛び方が変わってしまうリスクはありますか?
小陰唇の解剖学的な位置からすると、尿道口との関係性はありませんので、逆に言えば、小陰唇が大きすぎて尿が飛び散っていた方が、小陰唇がすっきりして尿が飛び散らなくなったという変化はあるかもしれません。クリニック・医師の選び方
Q. 形成外科専門医と産婦人科専門医、どちらが良いですか?
産婦人科専門医に関しては、小陰唇は当然のこと女性器すべてにおいて専門でいらっしゃいますので、相談の内容が多岐にわたる場合、婦人科等がよろしいかと思います。ですが、小陰唇というピンポイントのパーツが気になられる場合、そこをどうしたいという考えが具体的におありの場合、その場合は手術が専門の形成外科で美しく仕上げてもらう方が良いかと思います。逆に言えば、形成外科の縫い方の美しさを求めるならば、美容を経験している形成外科でやられると良いかと思います。カウンセリング・費用・プライバシー
Q. 田尻先生本人がデザインの相談に乗ってくれますか?
カウンセラーだけでデザインが決まってしまい、手術場に医師との意思疎通ができていないことも考えられますが、そういうことは当院では一切ありませんのでご安心ください。すなわち、デザインの時点から医師が関わり、そのデザインをシェアした状態で手術室に入り、そのデザインの通りに手術が行われます。Q. 症例写真を見せてもらえますか?
今までの当院での症例と、今の現在のご自身の状態の写真と見比べつつ、どのような結果になるであろうかということまでシミュレーションしながら、お話を事前にした上で手術に臨みますのでご安心ください。Q. 術後の不安な時に相談できる体制はありますか?
当院の女性スタッフにお気軽にご相談いただけますし、具体的な内容でしたらドクターに直接ご相談いただけます。Q. 小陰唇の左右差が残った場合の再手術費用はどうなりますか?
ご自身のどこが気になるかというところを丁寧に教えていただいた上で、手術の1回目と同様にデザインを一緒に話し合った上で双方が合意すれば、金額的なご負担は非常に少なく、修正は行えます。合理的な内容というところを私たち一緒に相談してからの決定になります。Q. 麻酔代や薬代など、見積もり以外に追加費用は発生しますか?
薬代は静脈麻酔の時に費用は発生しますが、局所麻酔だけで行いたいという方から麻酔代をいただくことはありませんので、ご安心ください。薬代は薬それぞれに対して費用は発生しますが、手術代金と比べると非常に安価なものです。それ以外に当院初めてでいらっしゃる方には初診料というものが発生しますが、それは初回の1回のみ2,000円をいただいております。Q. 他の患者様と顔を合わせないような配慮はありますか?
当院では個室を設けており、その個室においてカウンセリングを行っております。ただし、状況によってはお待ちいただく間、ラウンジのようなところで、ソファーにかけてゆっくり過ごしていただくこともあります。まとめ
田尻先生のインタビューから、手術の手技・痛み・ダウンタイム・サポート体制まで、安心して手術に臨むための情報が揃いました。要点を整理します。- 痛み・麻酔 術前の麻酔クリームで注射の痛みを軽減。術後もほぼ痛みなし
- ダウンタイム デスクワークは翌日から、シャワーは12時間後から可能
- 仕上がり 写真・症例を見ながら医師が最初から最後までデザインに関わる
- 手術へのこだわり 楔状切除・メスの使い分け・2種類の糸で傷跡を最小限に
- 術後サポート 女性スタッフ+ドクターへの直接相談。修正も低負担で対応
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