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公開日:2024/08/26
最終更新日:2024/08/26

子宮鏡下子宮筋腫核出術後の妊娠可能性

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子宮鏡下子宮筋腫核出術後の妊娠可能性
子宮鏡下子宮筋腫核出術後の妊娠可能性(原題:Fertility after hysteroscopic myomectomy)
ヒト生殖アップデート, 第1巻, 第1号, 1995年1月1日, 81-90ページ,https://doi.org/10.1093/humupd/1.1.81
発行日1995年1月1日

要旨

生殖能力の温存または向上を希望する不妊女性におけるこの手技の安全性と有効性を評価する目的で、粘膜下筋腫に対する子宮鏡下筋腫核出術に関する利用可能なデータを検討した。レゼクトスコープ、Nd:YAGレーザー治療、またはハサミによる子宮鏡下筋腫核出術を受けた不妊患者134例をまとめて記録した。このうち79例(58.9%)が妊娠した。この臨床転帰は、腹腔鏡下粘膜下筋腫核出術後の転帰と同様である。さらに、子宮鏡下手術は腹腔鏡下手術と比較して、入院期間の短縮、罹患率の減少、子宮切開の不要などの利点がある。子宮鏡下子宮筋腫核出術の手術リスクは3%である。子宮穿孔、膨張系障害、感染症、出血が最も一般的な合併症である。子宮鏡下子宮筋腫核出術は、安全で効果的な、比較的簡単な妊娠の可能性回復のための手術法である。
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