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公開日:2019/09/06
最終更新日:2021/07/01

【子宮脱(骨盤臓器脱)】出産した女性の4割がかかるとされている病気

記事監修

駒井資弘
関西医科大学 泌尿器科学
日本泌尿器科学会 専門医・指導医

投稿日:2019年9月6日 更新日:

【子宮脱(骨盤臓器脱)】出産した女性の4割がかかるとされている病気

最初は下腹部のちょっとした違和感程度だったのが、徐々に違和感が大きくなり、不快感を感じるようになったり、何かが挟まったような感覚を感じる、擦れて痛い、血が出る……こんな症状がある場合は骨盤臓器脱の可能性があります。

そのほかにも、子宮脱(骨盤臓器脱)には排便障害・排尿障害などが起こることがあります。

腟という女性のデリケートな部分に生じる症状のため、違和感を感じていてもついつい受診を先延ばしにしてしまうという方も少なくありませんが、悪化すれば治療も大変になってしまうため、違和感を感じたらなるべく早めにクリニックに相談するようにしましょう。

骨盤臓器脱は薬は効かないため、手術などの方法で対処します。治療にはどのような選択肢があるか、ご紹介します。

子宮脱(骨盤臓器脱)と治療法について

子宮脱の原因となる骨盤臓器脱とその治療法について見ていきましょう。

骨盤臓器脱は、子宮や膀胱、腸など骨盤におさまっている臓器が腟から出てきてしまう症状のことを指します。女性特有の病気で、この疾患になってしまう原因にはさまざまなものがあります。

この記事では、骨盤臓器脱が引き起こされる原因や症状、受診の目安などについて詳しく解説していきます。

子宮脱(骨盤臓器脱)とは?

本来、女性の骨盤の中におさまっているはずの腟、膀胱、子宮、腸などが本来の場所から下に落ちていってしまうことで腟から飛び出てくる「子宮脱」「膀胱瘤」「直腸瘤」「腟断端脱」を総称して骨盤臓器脱と言います。「腟のヘルニア」「性器脱」「腟脱」とも呼ばれることがあります。

  • 膀胱瘤…前側の腟壁と一緒になって膀胱が下がってくる症状
  • 子宮脱…子宮が腟管を通り、下がってくる症状
  • 直腸瘤…後側の腟壁と一緒になって直腸が下がってくる症状
  • 腟断端脱…子宮摘出手術を行ったあとに腟壁が下がってくる症状で、子宮がないため小腸が落ちてくるケース(小腸瘤)もある。症状が進行したケースでは腟壁が反転してボール状になる

この中でも一番よく見られるのが膀胱が下がってくる膀胱瘤です。また、膀胱と子宮の両方が下がっているケースもよく見られます。

欧米で行われた研究のデータによれば、経腟分娩(赤ちゃんが産道を通って腟から生まれてくる分娩のこと)を経験したことのある女性のうちおよそ30%ほどに症状があったとされています。

しかし実際には、「恥ずかしい」という気持ちから、症状に悩んでいるものの医療機関を受診しない女性もいるのではないかと推定されています。

子宮脱(骨盤臓器脱)の症状

骨盤臓器脱の症状は一つではなく、いくつもの症状を感じることがあります。腟に異常を感じたり「おかしいな?」と思ったら子宮脱(骨盤臓器脱)になっている可能性もあります。

デリケートな悩みのため家族や友達にも相談できず、一人で抱え込んでしまう方もいらっしゃいますが、最初はほんの軽い症状でも悪化すると症状がひどくなり、生活に支障をきたしてしまう可能性もあります。

気になる症状を感じたら、なるべく早めにクリニックに相談するようにしましょう。

初期症状

まだ初期の段階で、膀胱や子宮などの臓器が腟口ギリギリにおさまっている状態では、腟の中から入り口へ何かが下がってくるような違和感や不快感(下垂感)を感じると言われています。

その他にも、下記のような症状があります。

  • お風呂で腟周辺を洗ったときに何か異物に触れる
  • 座ったときに何かが腟に押し込まれるような感覚あがる
  • 下腹部の周辺に違和感や不快感がある
  • 何かぬるぬる、もしくは、コリコリしたものがある
  • トイレで排尿をしてもすっきりしない、おしっこが残っている気がする
  • 排便がスムーズにできない
  • 午後や夕方になると不快感、異物感が強まる
  • 下着に血が付着している
  • 性交時に痛む、性交障害
  • 骨盤が痛んだり、腰が痛い
  • 痛み
  • かゆみ
  • 腟が膨らんだ感じがする

患者さんはお風呂で身体を洗うときや、トイレでお尻を拭くとき、重いものを持ってお腹に力を入れたときなどに子宮脱(骨盤臓器脱)に気付くことが多いようです。

進行した場合の症状

たくさん歩いたり、立ち仕事をしたり、疲れてくると症状は出やすいことから午後や夕方になると不快感、異物感が強まるとされていますが、骨盤臓器脱の治療を行わずに放置してしまうと症状が悪化し、朝起きたときから腟から臓器が出てしまうようになります。

こうなると腟から飛び出た臓器の表面が乾燥し、皮膚や下着と擦れて痛んだりします。擦れて血が出ることもあり、いつも通り歩くのが難しくなってしまうこともあります。

長い間立っていることが難しくなり、掃除機などの家事、スーパーでの買い物、階段の上り下りも困難……など、進行すれば日常生活に大きな悪影響を及ぼしてしまう疾患です。また、排尿障害・排便障害も起こります。

子宮脱(骨盤臓器脱)の原因

腟から臓器が出てくるなどの症状が起こるのは、骨盤底筋と呼ばれる筋肉の力が低下したことが原因です。

女性の骨盤内にはいくつもの臓器がおさまっており、骨盤底筋群がそれらを支えています。

しかし、何らかの原因によってこの骨盤底筋が損傷してしまったり、弱まってしまうことで骨盤臓器脱の症状が引き起こされてしまうのです。

子宮脱(骨盤臓器脱)を引き起こす原因はいくつも考えられますが、中でももっとも大きいとされているのが出産です。

妊娠・出産

出産の時、お母さんは骨盤の大きさに対してあまりに大きい赤ちゃんを生みます。そのとき、産道となった腟や骨盤底の靭帯や骨盤底筋がダメージを受けますが、1〜2ヶ月ほどで治癒します。

しかしその後、年齢を重ねることによって骨盤底筋群が内臓を支える力が弱まってくると骨盤内におさまっている臓器を支えきれず、落ち込みやすくなります。

そのほか、下記も妊娠・出産による子宮脱(骨盤臓器脱)のリスクが高くなります。

  • 難産
  • 多産
  • 高齢出産
  • 大きな赤ちゃん(3500g以上)を出産
  • 妊娠中の喫煙
  • 会陰切開
  • 鉗子分娩
  • 吸引分娩

加齢

子宮脱(骨盤臓器脱)は、加齢も一つの原因です。女性ホルモンが少なくなることや、加齢によって骨盤底筋群の力が弱まることで臓器が下がりやすい状態になるのです。

子宮脱(骨盤臓器脱)は年代が高くなるほど有病率も上昇します。

  • 20歳代…6%
  • 30歳代…22%
  • 40歳代…46%
  • 50歳代…55%

腹圧(お腹に力を入れる)

子宮脱(骨盤臓器脱)になる原因の中でももっとも大きいとされているのが出産ですが、そのほかにもお腹に力を入れたり、力むことが多い場合もこの疾患を引き起こす原因となっています。

  • 肥満
  • 喘息
  • 慢性の便秘
  • 花粉症
  • 介護
  • 立ち仕事(農業や庭仕事)
  • 腹圧をかけるスポーツ
  • コルセットやガードルによる腹部の締め付け

咳をしたり、重いものを持ち上げたり、力んだりすると腹圧がかかりますが、これらは骨盤臓器脱発症が発生する確率を高めてしまいます。

太っている方も腹圧がかかりやすいため、子宮脱(骨盤臓器脱)のリスクが高まります。また、コルセットやガードルで長期にわたって腹部を締め付けることも原因となることがあります。

骨盤底筋群ってなに?

近年では骨盤底筋に対する研究が進んでいて、いわゆる骨盤底筋群のほかに、腹横筋、多裂筋、横隔膜などの組織全体がインナーユニットとして体幹の安定に役立っているらしいということがわかってきました。

骨盤底筋群とは

骨盤底部は上から臓側骨盤隔膜、骨盤隔膜、尿生殖隔膜といわれる隔膜の3つにわかれています。
この中でも「骨盤隔膜」の中の筋肉が、尿漏れなどと深くかかわっているのです。

臓側骨盤隔膜

骨盤腔内の臓器を覆って臓器内を埋めている組織です。

骨盤隔膜

主に肛門挙筋と尾骨筋からできています。

1肛門挙筋
肛門挙筋は内側の恥骨尾骨筋や恥骨直腸筋と、外側の腸尾骨骨筋から形成されています。

内側の恥骨尾骨筋は、肛門挙筋腱弓の内側で恥骨結合から座骨棘まで渡っている骨盤底筋膜腱弓からはじまり、腟と直腸の外側を支えて前仙尾靭帯に繋がります。

外側の腸骨尾骨筋は座骨棘から恥骨枝にわたる内閉鎖筋の筋膜の肥厚部である肛門挙筋腱弓からはじまり、尾骨先端と外側縁に繋がります。

2尾骨筋
座骨棘の内面から仙棘靭帯の内側を覆って、仙骨下部と尾骨の外側にくっついています。

骨盤横隔膜は以上の2つの筋肉でできていて、骨盤の出口を塞いでいます。
肛門挙筋は左右にある筋肉が穴が開くように結合していて、尿道や腟や直腸がここを通っています。
その穴は尿生殖隔膜で覆われています。

尿生殖隔膜

尿生殖隔膜は、恥骨結合と両側の座骨結節の間にあります。
上下の筋隔膜からできていて、その間に浅会陰横筋・深会陰横筋・球海綿体金・坐骨海綿体筋・尿道括約筋などがあります。

腟と肛門との間にある結合組織中隔は、尿生殖隔膜の一番下にあり、会陰体もしくは会陰腱中心と呼ばれています。
球海綿体筋・浅会陰横筋・深会陰横筋・肛門挙筋・外肛門括約筋がここに繋がっています。

膀胱・子宮・腟などの骨盤内にある臓器は、筋肉だけではなく、筋膜や靭帯によってささえられて今の位置にあるのです。

子宮脱(骨盤臓器脱)の受診の目安

子宮脱(骨盤臓器脱)は命にかかわる病気ではないため、気になっても放置してしまいがちです。

また、腟という女性のデリケートな部分の疾患であることからもついつい受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありませんが、上記でもご紹介の通り、子宮脱(骨盤臓器脱)は悪化すれば排尿障害・排便障害を引き起こしてしまうだけでなく、生活にさまざまな支障をきたしてしまうことになります。

腟の入り口から少し出てきているほどであったり、中で膨らんだように感じるほどであれば慌てることはありませんが、不快感を感じ、かなり気になるようならクリニックを受診するようにしましょう。

また、受診の際にはドクターにしっかりと症状を伝えることも大切です。まだ症状が初期段階の場合、午前中などは膀胱や子宮などの臓器が腟の中に引っ込んでいるため、わかりにくいことがあるからです。

「お風呂で身体を洗うときにピンポン玉のようなものが触れる」「椅子に座ったときに違和感がある」「何か下がってくる感じがある」などの症状を伝えれば、ドクターも確認が行いやすくなり、子宮脱(骨盤臓器脱)の疑いがあることをスムーズに診断することができます。子宮がん検診の機会があれば、そのときにドクターに相談してみるのもおすすめです。

子宮脱(骨盤臓器脱)はどこに相談すればいい?

「骨盤臓器脱かな?」と思ったら、泌尿器科、産婦人科、女性外来で診てもらうことが一般的です。

骨盤臓器脱は日本では専門医がまだ少ないと言われているため、専門医に相談したいという場合には、あらかじめ調べたり、医療機関に問い合わせをしてから受診すると安心です。

尿失禁や子宮脱(骨盤臓器脱)など女性特有の疾患を専門的に診てくれるのが「ウロギネ外来」です。

ウロギネ外来とはウロギネコロジーに関する疾患を治療する診療科のことです。ウロギネコロジーはウロ(Urology=泌尿器科)、ギネ(Gynecology=婦人科)の造語で、泌尿器科と産婦人科の領域の疾患に対応しています。

ウロギネコロジーは欧米では診療科として確立しているものの、日本ではまだまだその数は少なくなっています。

代表的な治療の中で、特に主従と必要としないものをご紹介します。

ペッサリー療法

子宮脱(骨盤臓器脱)の治療法の一つに、ペッサリー療法があります。

ペッサリー療法とは、腟の中にリングペッサリーというリング状のものを挿入し、腟の中から臓器が出てきてしまわないように器具によって対処をするもので、「とりあえず」という感じで行う療法として行われることが多いものです。

違和感を覚える方や、合わない方もいる療法です。

骨盤底筋体操

クリニックで検査を行ってみて症状が軽いと判断された場合は特別な治療を行うことなく、骨盤底筋体操と呼ばれる体操を行うことで症状が改善することもあります。

膀胱や子宮などの臓器が腟の入り口から出てきてしまう状態にまで進行している場合や、尿失禁などの症状がすでに見られるようになっている場合でも、この体操をコツコツ続けることで症状が改善したという方もいらっしゃいます。

「きちんと体操を行っているのになかなかよくならない」という方は、体操のやり方が間違っている可能性もあります。まずは一度クリニックを受診して、ドクターに相談するのがおすすめです。

子宮脱(骨盤臓器脱)の手術

根本的な治療を行いたいと考えているのであれば手術を選ぶことになりますが、手術にもいくつもの選択肢があります。

手術を検討している場合は、まずはどんな手術があるのか、手術の内容やメリット・デメリット、入院期間などについて知っておきましょう。

子宮摘出術

子宮摘出術は、骨盤内におさまらず、腟口まで下がってきてしまっている子宮を手術によって摘出するという方法です。

子宮を摘出するため、子宮がんや子宮筋腫になるリスクをなくすことができるのがメリットです。ただし、子宮を摘出するため妊娠はできなくなります。

子宮摘出術は妊娠を希望しない方や閉経後の方に行われる手術です。

また、子宮を摘出した部分に空洞ができることで周辺臓器がそこに落ちてきて、骨盤臓器脱となるケースもあります。子宮摘出術を行う際には専門のドクターとしっかり相談したうえで手術を受けるようにしましょう。

膣縫縮術

膣縫縮術とは、弱くなってしまっている腟の壁(筋膜)を縫うことで縮める方法のことです。

簡単に手術を行うことができるのがメリットですが、再発してしまうリスクがあることがデメリットです。

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術は、その名の通り手術を伴う治療法です。

ペッサリー療法は手術ではなく器具を挿入するだけで出来る簡単なものですが、腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術は手術を行うことによって、腟から子宮を摘出し、腟を支える筋肉を補強することを目的としています。

子宮を摘出しない療法もありますが、古くから利用されており、現代では腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術が手術の一般的な方法となります。

腟の閉鎖手術

腟の閉鎖手術とは、臓器が落ちてこないように腟の前と後ろを縫い合わせる手術のことです。

短時間で手術を行うことができますが、腟を閉鎖するため性交はできなくなります。なお、この方法は通常は行われず、寝たきりで動けない方を対象にして行われます。

メッシュ手術

メッシュ手術とは、腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術が子宮を摘出するのに対して、メッシュ手術は緩んだ筋膜や靭帯の代わりとなるものを人工的に作られた補強素材によって補い、補強するタイプの手術です。

2000年に欧米ではじまった治療法で、日本においても2005年から導入され、年々改良が進み、強度なども改善されてきました。

メッシュ手術は別名TVM法(Tension-free Vaginal Mesh)とも呼ばれ、腟と膀胱の間や直腸の間に本体を挿入し、固定させることで、骨盤臓器を支えるという仕組みとなっています。

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術と比べて違和感が少ないという利点や1週間ほどで退院できるケースが多く、22万円~23万円ほどの負担で出来る手術となります。

LSC手術

LSC手術は腹腔鏡下仙骨固定術とも呼ばれ、お腹に5mm〜1cmくらいの穴を数箇所開けて、腹腔鏡を使って手術を行います。

お腹の中からメッシュによって腟の引き上げを行ってから、背骨の下部分にメッシュを固定します。

しっかりメッシュを縫い付けるためずれにくく、性交の際の痛みも生じにくいのがメリットですが、手術時間が長くなり身体に負担がかかるため高齢者の方には向かない手術です。

骨盤臓器脱の入院期間はクリニックによって異なる

上記でいくつもの手術についてご紹介しましたが、手術の入院期間はクリニックによっても異なります。

3日間ほどの入院期間で手術できるクリニックもあれば、7日から10日ほどの入院期間を設けているところもあります。

また、その人の症状や、年齢、ライフスタイルなどさまざまな要因も影響しますので、詳しい入院期間についてクリニックでドクターに相談してみるようにしましょう。

手術後に入院期間が設けられているのは、腹圧をかけないようにするためです。すぐに日常生活に戻ると、腹圧をかけてしまい、手術箇所に負担がかかってしまうことになるため、数日間は入院する必要があります。

手術せずに子宮脱(骨盤臓器脱)治療できるインティマレーザー

TVM(メッシュ手術)はフランスのドクターによって開発され、日本でも普及し現在でも安全に手術が行われている方法ですが、メッシュが露出してしまうことや、再発、感染、癒着、潰瘍などを起こしてしまうことが報告されており、アメリカやヨーロッパでは使用禁止となっています。

そこで、これから日本でも主流になっていくと考えられているのがインティマレーザー(腟レーザー)を使った子宮脱(骨盤臓器脱)の治療です。

切開の必要がなく、痛みや出血もほとんどありません。レーザー治療であり手術ではないため治療後ですぐに日常生活に戻ることができるのもインティマレーザーによる治療のメリットです。

インティマレーザーによって、腟内を引き締めることで骨盤臓器脱を解消させます。インティマレーザーは以下のような手順で行われます。

1.麻酔クリームを塗る

2.専用のガラス管をゆっくり腟に挿入する

3.腟治療専用のアプリケーターをガラス管の内部に入れて照射

4.腟全周を照射して全体的に引き締める

5.ガラス管を抜き、腟口、尿道口も照射

照射はすべてオートモードで行われ、アプリケーションが360度回転しながら照射を繰り返し、少しずつガラス管から腟外に抜けるようになっています。

ダウンタイムがほとんどない治療で、3日間性交渉を禁止されている以外はいつも通りの生活を送ることができます。

一回の照射で約一年効果が期待できます。以下の方は受けることができないので注意しましょう。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 悪性腫瘍のある方
  • ペースメーカーを使用している方
  • 麻酔でトラブルを起こしたことがある方
  • てんかん発作を起こしたことがある方
  • 腟粘膜に炎症や傷がある方

術後に腫れや少量の出血、おりものが増加することもありますが、数日で落ち着くので心配な方はクリニックに相談するようにしましょう。

インティマレーザーは、骨盤臓器脱の改善だけではなく、予防にも繋がると言われている治療です。

妊娠を希望されている方も治療を行うことができます。ほかにも、尿漏れや頻尿などに効果があります。

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