出産した女性の4割がかかるとされている病気【骨盤臓器脱(子宮脱)】

投稿日:2019年9月6日 更新日:

骨盤臓器脱(子宮脱)と治療法について

子宮脱の原因となる骨盤臓器脱とその治療法について見ていきましょう。

骨盤臓器脱とは

骨盤臓器脱とは、子宮脱が代表的なものですが、子宮だけではなく棒鋼や直腸、小腸や膣なども出てしまう病気のことで、骨盤の上にある臓器が腟から出てきてしまう状態のことを言います。

別名性器脱とも呼ばれる病気です。

ペッサリー療法

骨盤臓器脱の治療法の一つに、ペッサリー療法があります。

 

ペッサリー療法とは、腟の中にリングペッサリーというリング状のものを挿入し、腟の中から臓器が出てきてしまわないように器具によって対処をするもので、「とりあえず」という感じで行う療法として行われることが多いものです。

 

違和感を覚える方や、合わない方もいる療法です。

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術は、その名の通り手術を伴う治療法です。

 

ペッサリー療法は手術ではなく器具を挿入するだけで出来る簡単なものですが、腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術は手術を行うことによって、腟から子宮を摘出し、腟を支える筋肉を補強することを目的としています。

 

子宮を摘出しない療法もありますが、古くから利用されており、現代では腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術が手術の一般的な方法となります。

メッシュ手術

メッシュ手術とは、腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術が子宮を摘出するのに対して、メッシュ手術は緩んだ筋膜や靭帯の代わりとなるものを人工的に作られた補強素材によって補い、補強するタイプの手術です。

 

2000年に欧米ではじまった治療法で、日本においても2005年から導入され、年々改良が進み、強度なども改善されてきました。

 

メッシュ手術は別名TVM法(Tension-free Vaginal Mesh)とも呼ばれ、腟と膀胱の間や直腸の間に本体を挿入し、固定させることで、骨盤臓器を支えるという仕組みとなっています。

 

腟式子宮全摘術+前後腟壁縫縮術と比べて違和感が少ないという利点や1週間ほどで退院できるケースが多く、22万円~23万円ほどの負担で出来る手術となります。

-よく読まれる記事,
-, , , , , ,

執筆者:

関連記事

クリトリス全史【女性を奈落に突き落とす記事「クリトリス崇拝」】

女性を奈落に突き落とす記事「クリトリス崇拝」 当時、女優でダンサーでもあり、有名な人物であったモード・アランは、「サロメ」(オスカーワイルド・作)という舞台において、ビーズを全身にまとったような衣装で …

腟縮小術と陰唇縮小術、膀胱スリングを受けました。

私は、膣縮小術と陰唇縮小術、膀胱スリングをパール女性センターで行いました。 これらの手術によって、私がかかえるすべての問題を一気に解決したいと考えたのです。 術後1週目:手術はうまくいきましたが、術後 …

副皮切開術

副皮は、小陰唇と大陰唇の間(小陰唇の前面)にあるヒダ状の皮膚で、クリトリス包皮に連続しています。小陰唇とつながっているため区別しにくく、混同されていることも多数あります。小陰唇が肥大していたりクリトリ …

日本の女性器整形の先駆者【本田昌毅医師がたどった道】

女性器の整形をしてもらいたい――女性患者からの相談 「日本初の性器専門クリニック」として、男性専門の形成外科・泌尿器科「本田ヒルズタワークリニック」を開院させた当初、本田昌毅医師が主に扱っていたのは、 …

diVa

「diva」の特徴と効果を徹底解説 女性器に関する悩みが生まれるのはなぜ? 女性器の機能は、出産と閉経というイベントを通して、大きな変化のときを迎えます。 出産時において、腟とその周囲の組織は大きく引 …

最新記事