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公開日:2020/06/15
最終更新日:2021/05/21

【デリケートゾーンケア】産婦人科専門医がオススメするデリケート保湿ジェル!厳選4選

記事監修

丹羽咲江
名古屋市立大学医学部
日本産科婦人科学会産婦人科専門医,日本性科学会 幹事,日本性科学会認定セックスセラピスト

投稿日:2020年6月15日 更新日:

【デリケートゾーンケア】産婦人科専門医がオススメするデリケート保湿ジェル!厳選4選
腟ケアと聞くとついついデリケートゾーンの洗い方やソープの方に行きがちかと思います。
もちろん、キレイに洗うことも大事なのですが、実はその後のデリケートゾーンのケアがとても大事になっていきます。皮膚は洗ったあとすぐに保湿していかないとすぐに乾燥していきます。
特にデリケートゾーンは繊細な部分なので、いかにして保湿するのかが腟ケアとして大切です。せっかく洗ってキレイにしても、乾燥していることで、カサカサになることでかゆみや下着の摩擦で痛みや黒ずみが生じたり、さらには性交痛を引き起こすことになったりします。また、若いころには気にならない乾燥も、加齢とともにエストロゲンの減少もあり、潤いが少なくなってきて、乾燥によって萎縮の原因にもなりえます。
乾燥を防ぐことによって萎縮による炎症を防ぐことにもつながっていきます。なので、若いころから洗ったら満足ではなく、その後の保湿ケアに今回はフォーカスを当てていきたいと思います。

皮膚に優しい成分と腟内にも使える低刺激で乳酸が配合されているものがポイント!

デリケートゾーンの保湿ケアも今は色々なものがありますが、皮膚に優しい成分であること、膣内にも使える低刺激で乳酸等が配合されているものをポイントにして選ばれるとよいと思います。
小陰唇や大陰唇の皮膚や腟内の粘膜への浸透を考えるなら、ローションタイプではなく、ジェルタイプのものが良いと思います。今回は、ジェルタイプのものを中心に紹介していきます。
 
 

アノワ41Dジェル

医療機関限定のため、取り扱いの医療機関での購入しか現在は出来ません。その為、ECサイトでは購入出来ません。
ドクターズ・コスメティクスをコンセプトに開発されたデリケートゾーン専用の保湿ジェルになります。

特徴

香料や着色等の添加物は含まれていないことはもちろん、スキンケアとして注目されているヒト幹細胞が入っていいます。さらには、乳酸が含まれているので、膣内環境と近い状態のため、膣にも使うことができ、膣内環境のサポートもしてくれます。
 
 
 
 

YESの「インティメイト・モイスチャージェルVM」

 
こちらはイギリスのオーガニック認証機関の認証を受けているイギリス生まれのブランドです。
使われている成分については、口に入れる食べ物や飲み物と同じ厳しい基準で作られており、さらに、化学肥料や遺伝子組み換え作物の禁止はもちろんのこと、アニマルテストも行われていない環境にも配慮されているのが特徴のブランドです。こちらの保湿ジェルは、保湿だけではなく、皮膚の状態を整えることにも重点が置かれています。

シルクィッドオーガニック

 


アメリカの厳しい基準でオーガニックに認められた成分しか配合されていない上、低刺激と少成分で作られているのも特徴です。
なので、腟の中に塗るローションとしてもオススメです。中身だけではなく、外のボトルにも環境に配慮されており、優しいナチュラルな保湿ジェルです。

メノケアモイストゼリー

 
こちらは、産婦人科医が提案して日本で初めて作られた「ゼリータイプのデリケートゾーン用保湿液」になります。
保湿力が高い上に、長時間保湿されるのが特徴です。肌のバリア機能をサポートすることで水分の保持をし、肌の潤いをキープしてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回紹介したものは、全て天然成分が中心として作られているものになりますが、天然だから安全というわけでではなく、アレルギーを持っている方には反応が人工のものに比べ出やすくなっているので、アレルギーを確認してから使用なさることをオススメします。
また、赤み、腫れ、刺激、白抜け、黒ずみなどの異常や何か気になる症状が現れた場合は、直ちに使用を中止して医療機関にご相談ください。

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