処女膜切開・切除術

投稿日:2019年8月22日 更新日:

腟の入り口付近に存在する、穴の開いたヒダ状の粘膜を処女膜と呼びます。

 

一般的には厚さが1ミリほどで、中央部の小さな穴で外部と通じていますが、その形態には個人差があります。子ども時代に何かの拍子に損傷してしまうほど処女膜が柔らかい人がいる一方で、医師の処置を要するほど破れにくく、厚みがある人もいます。

 

通常は、初めての性交渉で処女膜に切れ目が入ったり破れたりしますが、処女膜の厚みなどが原因で性交渉ができない、性交渉のたびに出血してしまうというケースもあり、この状態を処女膜強靭症と呼びます。月経には特に問題がありませんが、腟の入り口が伸びにくく狭いため、性交渉に際して気づくケースが多数です。無理に挿入しようとすると大出血につながることもあるため、ご注意ください。

 

処女膜切開・切除術は、処女膜強靭症などの症状にお悩みの方の処女膜を切開し、問題の解消を図るためのものです。

 

〈こんなお悩みがある方におすすめ〉

・性交渉のときに強い痛みがある方

・性交渉はできるものの、そのたびに強い痛みや出血がある方

・指ほどの太さでも挿入することができず悩んでいる方

・腟の中でパートナーの性器が何かにつっかかり、先に進めないという方

 

こうした症状がある場合は、処女膜強靭症の可能性があり、処女膜切開・切除術を受けることで問題を解消できます。

 

〈処女膜切開・切除術の特徴〉

処女膜切開・切除術には、処女膜の一部に切れ目を入れる方法と、リング状に切開する方法の2種類があります。

 

先に紹介した処女膜強靭症の症状はもちろん、処女膜閉鎖症と呼ばれる先天的な疾患を治療する際にも有効で、日帰り手術も可能ですが、手術が必要かどうかの判断や手術の結果は医師の技術に左右されます。

 

処女膜のどの部分を切開・切除すべきか、どの部分を切開・切除すると後遺症のリスクが高まるのかなど、処女膜に関する知識の豊富な医師に相談することが重要です。

 

手術に際しては局所麻酔を用いて、痛みの原因である処女膜を切開・切除します。血流のよい膜を切開・切除するため、術後はしっかり止血する必要があります。手術に要する時間は、15分から20分程度です。

 

〈処女膜切開・切除術後の経過と副作用〉

手術当日から翌日にかけては痛みを感じることもありますが、痛み止めなどの服用はほとんど必要ありません。

 

すぐに仕事をすることもできますが、翌日まで休まれる方もおられます。術後1週間ほどは傷口から血がにじむこともあります。その間は運動をお控えください。

 

術後1ヶ月で傷はずいぶん落ち着きますが、傷が完治しているわけではありません。術後4週間もたてば性交渉も可能ですが、痛みや違和感がある場合もあります。さらに、手術をすれば性交渉ができるというわけでもありません。以前感じた痛みなどがトラウマとなり、性交渉がなかなか成功しないこともあります。この場合は、精神的な治療なども併用してください。

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