妊娠・出産によって会陰部の皮膚が強く引き伸ばされたり、急激に体重を落としたりすることで、小陰唇や大陰唇の皮膚が伸び、余ってしまうことがあります。小陰唇や大陰唇の皮膚がたるんだ状態を、会陰部贅皮と呼びます。会陰部贅皮切除術は、会陰部にできたたるみを切除する手術のことです。
会陰切開術や会陰の裂傷などの傷跡は時間の経過とともに治癒し、見た目も回復しますが、形状の変化に違和感があったり、コンプレックスに感じたりする方もおられます。会陰部贅皮切除術では、あまった皮膚が色素沈着して黒ずんだり、伸びてシワシワになったりしているのを切除し、見た目を改善します。
Contents
こんなお悩みがある方におすすめ
出産によって大陰唇が伸びてしまったり、シワシワになったりした方
出産の際は、会陰が裂けたり傷つくことがあります。こうした裂傷を防ぐため、事前に会陰部を切開することがあります。会陰切開術は初産婦の6割から7割が会陰切開を経験しており、事前に切開しなければ、7割以上の確率で会陰部に裂傷を負ってしまうといわれています。いずれにせよ、出産によって会陰部の形状に何らかの変化が生じるケースが多数です。会陰切開術や会陰の裂傷などの傷跡は時間の経過とともに治癒し、見た目も回復しますが、形状の変化に違和感があったり、コンプレックスに感じたりする方もおられます。会陰部贅皮切除術では、あまった皮膚が色素沈着して黒ずんだり、伸びてシワシワになったりしているのを切除し、見た目を改善します。
急激に体重を落としたことが原因で、会陰部の皮膚が余っている方
急激に体重を落とした場合、大陰唇の皮膚が陰嚢の皮膚のような形状になり、シワシワの状態になっていることがあります。会陰部贅皮切除術を受けることで、このような状態を根本から改善できます。会陰部贅皮切除術の特徴
会陰部のたるみや傷跡トラブルを解決するための施術のひとつが、ここでご紹介した会陰部贅皮切除術です。しかし、たるみを改善するために、脂肪を注入して大陰唇を膨らませる方法もあります。会陰部贅皮切除術を受けるべきなのか、その他の方法を選ぶべきなのかを担当医としっかり相談し、満足のいく手術を受けるようにしましょう。デリケートゾーンに関する手術はこちらより御覧ください。
●小陰唇縮小手術●大陰唇縮小手術
●すそわきが手術
●副皮切開手術